Café WALKABOUTは趣味の部屋です。

自由なくつろいだ空間にしたいですね。

特にジャンルを決めることなく、日常のできごとなどを綴っていこうと思います。

ポレポレやっていきますので、どうぞよろしくお願いいたします。

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 ハマクマノミ
2025/7/11
住人のいなくなった水槽を清掃して3ヶ月ほど経ちますが、再び海水を入れて、ハマクマノミ2匹を迎え入れました。

当初は日本の淡水魚を考えていたのですが、アクアショップで探してみるものの、心を動かすような出会いがなく、海水魚を見ていたところセジロクマノミがいて飼育してみたくなりました。
その時にはまだ水槽をセッティングしておらず、サンゴ砂を敷いて海水を投入し、ろ過システムに海水を1週間巡回させました。
そして1週間後にアクアショップに行ったところ、目当てのセジロクマノミの姿はありませんでした。
落胆しつつも、他に何かいないか探してみたのですがこれと言ったものは見つからず、そろそろ帰ろうかと思った矢先でした。店員の方がバックヤードから生体の入った袋を幾つも出してきたのです。試しに見てみると、そこに2匹のハマクマノミを見つけました。体長7cmぐらいの同サイズでした。これも何かの縁と思い、2匹を購入することにしたのです。ハマクマノミはカクレクマノミより大きなクマノミで、体高があり丸い感じが可愛いですね。

 

自宅に戻って2匹を水槽に入れたのですが、最初は仲良く泳いでいるように見えていたのが、クマノミの性格上、1匹が縄張りを主張し始めました。
その結果、もう1匹の方は水槽の隅に隠れるように身を寄せるようになってしまいました。そうとは言え、しつこく追いかけ回すことはあまりないようなので、もうしばらく様子を見ることにしました。
念のため、組んでいたサンゴ石のレイアウトを替えて、岩場を2つにしました。空間を空けることで逃げ場所を増やす狙いです。その効果なのか、強い個体が弱い個体に近づいても、アタックする回数が減ったように見えます。もしかしたら、既に優劣が付いてしまっていることで、アタック頻度が減っているのかもしれません。

観察して気付いたのですが、弱い個体の体色が購入した当時よりも明るいオレンジ色に変わってきました。体色を明るくすることで強者の攻撃衝動を弱めているのではないかと推測しています。自然下のカップルのオスや小さな幼魚はオレンジ色であることからそう考えました。ハマクマノミの体色の変化についての論文などは見つかりませんでしたが、ホルモンの影響を受け、そうなるのではないかと思います。縄張り意識が高くなる(攻撃性が強くなる)ホルモンが分泌されると体色が黒くなるのだと思います。

大きさが同じぐらいの2匹の優劣が確定したことから、今後、強い方が体を大きくしてメスに、弱い方がオスになっていくと思われます。
強い攻撃性が見えた場合は隔離を考える必要があるのですが、4日後には弱い方も水槽の中をゆったり泳ぐ姿が見られたので、たぶん隔離しなくても大丈夫ではないかと思っています。仲良くペアになると嬉しいですね。

 
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 ウィスキーが美味しくなる棒
2025/7/4
前回の記事でお伝えしましたが、「ウィスキーが美味しくなる棒」を安価なウィスキーに入れてみました。
この棒は「熟成スティック」と呼ばれており、酒樽などに使われている木材をスティック状に加工した棒です。ミズナラを使った物が多く、「ミズナラスティック」と呼ばれています。ミズナラ以外にはサクラやヒノキ、クリやカエデなどもあるようです。
因みにミズナラ樽はジャパニーズウィスキー独特のもので、他国のウィスキーとは異なる風味をウィスキーに与えています。その個性が世界的な評価を得る一端になっていると言えます。

試しに私が購入したのはミズナラスティック3本入りのものです。一度1本を1週間ほど安価なウィスキーに浸けてみたのですが、それほど違いは感じられませんでした。
それで、もう一度ウィスキーを買ってきて、それにスティックを2本入れて3ヶ月浸けてみることにしたのです。そして、丁度3ヶ月経ったので試飲することにしました。

比較対象に予め同じ銘柄のものを用意しておきました。瓶を透かして見ると幾分スティックを入れた方が色が濃いようでした。蓋を開けて香りを嗅いでみると、当然ですがスティックを入れた方から木質の良い匂いがしてきました。香りは薄めで、想像していたほどではありませんでした。しかし明らかにスティックを入れていないものとの差が感じられました。
それから、味の違いが良く分かりようにストレートで飲んでみることにしました。それぞれショットグラスに入れてみると、液体量が少ないためか色の違いははっきりわからず、それほど見た目は変わりませんでした。
最初にスティックを入れていない方を飲んでみると、舌の上で尖ったアルコールの刺激を感じました。安価なウィスキーにありがちですね。
次にスティックを入れた方を飲んでみました。驚きました。アルコールのツンツンした刺激が抜けてまろやかになっていたのです。角が取れ飲みやすくなっていました。この変化にはびっくりしました。これが樹(樽)の成分の効果なのですね。その違いは明らかで、別物になっていると感じました。
しかし、これが美味しいウィスキーかと言うとそこまでではなく、飲みやすくなったと言う印象です。舌触りの変化は驚くほどでしたが、それで各段に美味しくなったとは感じませんでした。美味しいウィスキーは良い香りが鼻に抜けるのですが、それが無かったからです。
そうとは言え、この変化は特筆すべきで、前回記事で紹介した論文を証明してみせた事象でした。

ここで気付いたのですが、ウィスキーに入れる前にスティックを焼くと良いとのユーザー投稿がありました。もともとスティックには格子模様に焼き目が付いているのですが、さらに焼くことで風味が増すと言うのは想像できました。また実際にウィスキー樽は内部を焼き入れることで風味付けをしています。この工程はチャーリングと言われていて、焼くことで樽材の成分を分解し、ウイスキーに溶け込ませることで、香りやタンニンなどのポリフェノールを付加することを目的としています。
それで私もスティックを焼いてみることにしたのですが、焦げ目はあまりつかない程度に表面をさっと炙るぐらいにしたのです。しかし、それでは焼きが足らなかったようですね。もう少ししっかり焼けばもっと風味が出たと思うのです。
スティックは3本入りで、使っていないものが1本あり、また2~3回は再利用できるようなので、スティックの焼付け行程を見直し、再度実験したいと思います。
ウィスキーがまろやかに変容したことが分かっているので、それに香りとコク(ポリフェノール添加)が加われば美味しくなる予感がしています。スティックの焼き付け程度によって風味は変わると思いますが、焼き加減は試してみるしかなく、そこは個人の好みと経験を重ねるしかないと思います。
でも、なんだか楽しくなってきました。自分でお酒を育てるのもなかなか面白いですね。

さて、今夜は香りは少ないけれどまろやかになったウィスキーを飲むとしましょう。

「スランジバー(Slàinte mhath)!」

  
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 お酒の熟成
2025/6/27
仕込みから3ヶ月経ったので「清見オレンジ酒」を飲んでみました。オレンジの香りが口一杯に広がり、甘すぎず少しの苦味があり、なかなか上品な出来栄えでした。
飲み方はロックでもソーダ割でも良いですね。飲みやすくすいすいいけるので、飲み過ぎには注意しなければならないですね(笑)。

さて、使う果実(切り方)によって熟成期間は変わりますが、これまで作った果実酒は約3ヶ月の熟成期間を経てから飲むようにしています。漬けてから2週間後くらいから飲めると大方のレシピ情報には書いていますが、3ヶ月待つだけで口当たりが全然違ってくるのです。お酒が若い内はアルコールの刺激が強く感じられますが、3ヶ月後はまろやかになっているのですね。
成分的にはそれほど変わらないと思うのですが、何故なのか不思議に思い調べてみることにしました。

ネット検索で調べてみると、すぐに多くの情報がヒットしました。その中で、とても興味深い論文に出会えました。
北条正司氏の「水とアルコールの化学―酒類の 「熟成」の謎を解き明かす」という論文です。
氏によると「熟成した酒」の中では、水とアルコール間の相互作用が強くなっているという考えは、酒の熟成を研究している化学者によって共有されている概念だそうです。
その前提で、「有機酸(およびアミノ酸)と ポリフェノール類が「酒の熟成」に対し、重要な効果を与えることがわかってきた。熟成感の達成に必要とされる時(経過)は 第一次的に重要ではなく、副次的なものでしかないことが明らかになったのである。言い換えると、水―エタノール混合物が飲料可能(または飲みやすい)状態に変化するには、時間経過が必須な場合もあるが、全ての場合に当てはまる条件ではない。」と記されていました。

そして、最終的な結論として「酒をまろやかに変化させる、すなわち、酒としての熟成感を付与する、または酒を「水―エタノール混合物」から隔てるためには、十分量のプロトン(水素イオン)供与体または受容体の共存を前提条件にして、時間経過を必要としない。醸造を含めた酒の熟成は、(時間経過に伴なう)化学成分の変化によって達成される。」とありました。

面白いですね。熟成には化学成分の変化に必要な時間が重要と言うことなのです。つまり、化学変化が止まったものを長く保存していても意味がないと言うことですね。

論文中にはウィスキーの熟成について記されている部分があって、「樽中の保存年数が全く同じでも、熟成樽の種類により中のウイスキーの熟成度が全く異なることである。何回も使い古した旧樽中では、20年以上保存してもあまり着色せず、酸度や総フェノール量が極端に低いままであり、熟成はほとんど進んでいないのである。」とありました。

それで思い出したのが、ずっと以前になりますが、「瓶詰にしたウィスキーは何年保管しても、それ以上には熟成しない」と聞いたことです。その根拠が分からずにいたのですが、樽の成分が添加されないことから熟成は止まると言うことだったのですね。誰から聞いた(もしくは本で読んだ)のか覚えていませんが、たぶんそれは経験則からで、科学的な見地からのものではなかったような気がします。

なお念のため、論文には「私が提案した学説は、単に、ある一方向から見た 「お酒の飲みやすさ」を説明しているに過ぎず、必ずしも全般的な「おいしさ」の原因を明らかにしたという訳ではではない。」と記されていることもお伝えしておきます。

そうとは言え、私はかなり腑に落ちました。
果実酒に関する情報や私の経験則から、3ヶ月の熟成が必要としていましたが、今となっては、2週間後に果実を取出すことで、果実成分の供給が止まり、自宅での保管環境から液中成分の化学反応に要する時間が3ヶ月程度であったのだと思います。もしも、3ヶ月後にも未反応の成分が残っていれば熟成は進むことになりますね。
実は昨年作った桑の実酒を1瓶残していて、今年熟成させている桑の実酒と味比べをしてみようと思っています。その結果は後日(9月以降)報告しますね。

さらに考察ですが、2週間後に果実を取出さないでそのまま漬けておいた場合、味を左右させる雑味成分が必要以上に増加することも考えられます。例えばオレンジであれば房のセルロースなどが考えられますね。繊維がほどけて濁ったり口当たりが悪くなったりするのではないかと思います。果実を入れっ放しにした結果、そのようになった事例などがブログなどに載っているのを見掛けました。レシピ情報は先人達の経験則からくるものであり、たぶんそれは正解なのだと思います。経験則の裏側には必ず科学的根拠が潜んでいますからね。(別の意味で、根拠のない個人の経験則だけで物言う人もいますけどね)
知っている限り、唯一「梅」だけは違っているようですね。梅は完熟していない青梅を使うことがミソのように思います。梅酒は梅をずっと漬けていると時間とともに熟成が進みます。丸のまま皮に覆われていることで、成分の溶けだす期間が長いのだと思います。梅を漬ける期間がどのくらいが良いのかは分かりませんが、もしかしたら梅の大きな種が熟成期間を長くする要因なのかもしれませんね。

さてさて、桑の実酒の飲み比べは未だ先ですが、実はウィスキーが美味しくなると言う棒(ミズナラスティック)を購入し、安価なウィスキーに浸けています。
3月に購入し一度漬けてみて、2週間後から違いが出るとされていて飲んでみたのですが、あまり違いが分かりませんでした。なので、再度ウィスキーを買ってきて、スティックを2本に増やして浸けています。もうすぐ浸けてから3ヶ月になるので、そろそろ味を試してみたいと思っていたところです。
上記の論文にあったように、樽の成分を加えることによって熟成されるのであれば、きっと美味しくなっているはずですね。我が身をもって実験です。
結果は次回に報告したいと思います。

〇参考
J-STAGE
水とアルコールの化学― 酒類の 「熟成」の謎を解き明かす
※「科学技術情報発信・流通総合システム」(J-STAGE)は、国立研究開発法人科学技術振興機構 (JST) が運営する電子ジャーナルプラットフォームです。J-STAGEは、日本から発表される科学技術(人文科学・社会科学を含む)情報の迅速な流通と国際情報発信力の強化、オープンアクセスの推進を目指し、学協会や研究機関等における科学技術刊行物の発行を支援しています。

 
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 初夏の収穫
2025/6/20
今年はラズベリーがたくさん収穫できています。
1回目の収穫では両手一杯分の実が取れました。生食用に1/3ほど食べて、残りはラズベリー酒として漬けてみました。作り方はこれまでと同様に果実と氷砂糖を入れた保存瓶にホワイトリカーを入れました。ラズベリーがそれほど多くないので、2リットルの保存瓶を使いました。このまま約3か月保管し熟成させます。
2回目の収穫時にはジャムを1瓶作りました。ラズベリージャムは子供たちも大好きです。爽やかな酸味と甘さでとても美味しいですからね。クラッカーを土台にしてたっぷりのクリームチーズと、その上からジャムを乗せると簡単で美味しいレアチーズケーキ風なデザートになりますよ。ラズベリーはまだ収穫できそうなので、ジャムをもう1瓶つくれそうです。

 

 

桑の実(マルベリー)は今年も大量に生っています。こちらは4リットルの保存瓶で桑の実酒を仕込みました。ジャムも3瓶作りましたよ。
桑の実はスーパーフードと言われているのをご存知でしょうか? 私は桑の木を植えた時には知らなかったのですが、調べてみると豊富な栄養素を含んだ果実なのですね。でも、そのままでも食べられるのですが、食べなれた果物に比べると、甘味が少なくぼんやりとした味で好んで食べたい気にはなれないですね(※個人的な感想です)。
健康や美容のためと割り切って食べるのも良いですが、果実酒やジャムなどに加工して美味しく食べるのがお勧めです。
それでも個人宅で食べるには多すぎて、落ちた実を掃除するのがこの時期の日課になっています(笑)。

ブラックベリーはまだ実は緑色ですが膨らんできました。こちらもたくさん出来そうです。

そうそう、庭に植えてあるサクランボの樹(紅きらり)ですが、今年は4粒収穫できました。今年の目標であった家族分の収穫を達成しました(笑)。今後、年を追うごとに収穫量が増えることを期待しています。
写真は2粒ですが、これより前に色付いた2粒を採取しました。サクランボは上品な甘酸っぱさでとても美味しかったです。

 
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 絵本(電子書籍)
2025/6/6
何度かGIMP(画像編集ソフト)を使って絵本を作成していると記していましたが、新書がようやく完成しました。
今回もサイが主人公で、親離れしたサイのお話です。

題は「あるいていたら」とし、英語版は「WALK ABOUT」です。このサイト名は「WALKABOUT」ですね(笑)。
「walk about」は「歩き回る」と言った意味ですが、「walkabout」と繋げると、名詞としてオーストラリアに住むアボリジニの青年男性が長い旅に出て原野で生活する通過儀礼のことを意味するものになります。
この言葉を知ったのは、サイト名を付ける時だったと思います。サイトは2003年に立ち上げたので、初めてオーストラリアに行った2005年よりも前ですね。当時、時間とお金があれば海外旅行に出掛けていて、その頃の自分の気持ちとWALKABOUTと言う言葉が重なるように感じてサイト名にしたのです。
今でもサイト名をこの言葉にして良かったと思っていて、とても気に入っています。
もう青年期はとっくに過ぎてしまった私ですが、まだWALKABOUTしているような気がします。

さて、新書の「あるいていたら(WALK ABOUT)」から、2枚の原画を掲載します。
アフリカの大地を感じて貰えると嬉しいですね。

【お知らせ】新書(「あるいていたら」「WALK ABOUT」)について
本日より無料キャンペーンがありますので、興味のある方はぜひダウンロードしてみてください。
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あるいていたら


WALK ABOUT (English Edition)

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 アリウム
2025/5/30
11月に植えたアリウムの花が咲きました。
5月初旬に咲いたのは、アリウムグローブマスターという品種で大きな丸い薄紫色の花を咲かせました。
なかなか見応えのある大きな花(花の集合体)で、直径20㎝ぐらいあり、1株に3本の花が付いていました。通常は、球根1個に対して花一つなのですが、たぶん購入した球根が内部で分球していたのだと思います。
アリウムギガンチウムも植えていたので、それが開花したらグローブマスターと一緒に写真に撮ろうと思っていたのですが、開花した時にはグローブマスターの方は花枯していました。

  

  

ギガンチウムの球根は購入した時点で既に二つに分球していたので、分けて植え付けしました。
先に芽を出したのはギガンチウムだったのですが、開花はグローブマスターよりも遅かったですね。
花は分球したためか小さめで直径10cmぐらいでした。球根の状態が良いと直径15cmぐらいの花を咲かせます。花の色は濃い紫色で、丸い花が可愛いですね。

  

どちらのアリウムも綺麗で大きく可愛いらしい花で庭が華やぎ、目を楽しませてくれます。
花が終われば、花茎を切り、球根を育てるために葉が黄色になるまで植えておきます。
梅雨入り前までには球根を掘り起こして保管し、晩秋(11月頃)になったら、また植えたいと思います。

小型の白い花が咲くグレースフルビューティーという種類のアリウムも咲きました。
ただ、こちらは花茎がまっすぐに伸びずにぐにゃぐにゃしていて、しかも咲いた花の重みに耐えられずに、花が地面に着いてしまったものもありました。
調べてみると、この種はどうやらそのように成長するようです。花はとても可憐で可愛いのですが、全体はまとまりのない印象がしました。プランターや鉢植えの方が向いているかもしれませんね。
満開の美しいフォルムの写真を撮りたかったのですが、気が付いた時は既に枯れ始めており、タイミングを逸してしまいました。なので、残念ながらグレースフルビューティーの写真はなしです。
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 バッグのサイドポケット修理
2025/5/23
カメラバッグとして使用していたショルダーバッグのサイドポケットについていたドローコードが切れてしまい、いつか修理しようと思いながら2年以上経過していました。
ジーンズのリペアで裁縫したこともあって、ようやくそれに手を付けることにしました。

ドローコードはサイドポケットに入れたペットボトル等がずり落ちないように留めるためのものです。バッグを点検してみると、切れたコードの端が残っていて、コードはバッグ本体にミシン掛けでとめられていることが分かりました。同じように修復するにはバッグを解体する必要があり自分では無理なので、新たに付けるコードをサイドポケットのコードを通しているカバー(布)に縫い付けることにしました。

初めに切れて残ったコードをラジオペンチで引き抜きました。コードは糸で縫い付けられておらず、コードを跨いだ糸で押さえとめられていたので、引き抜くのに力を要しましたが、バッグにダメージを与えずに取ることができました。

次に購入したドローコードを必要な長さに切り取り、それにコードストッパーを通しておきます。コードの両端を縫い留めるので、最初にそうしていれば通し忘れることはないですからね。
元々のストッパーと形状が違うのですが、保管していた場所を忘れてしまい、コードとストッパーがセットになっている商品を購入して、そのストッパーを使いました。機能的には同じなので気にするほどでもないですね。

コードの一端をサイドポケットの通し穴に入れ、先端がバッグ本体に届くまで差し込みます。それから、コードの根本(端)付近をカバー布と一緒に縫いとめます。コードがすっぽ抜けると困るので、コードにも針を通して縫い付けました。もう一方も同じように縫いとめ、最後にコードエンドストッパーを留めて完了です。

補修跡が少し気になりますが、おおむねイメージ通りに修理できたと思います。
実際にペットボトルを入れてみましたが問題ありませんでした。

 

このショルダーバッグはAbu Garciaと言う釣り具メーカーのものなのですが、たすき掛けすることを前提として作られているようで、体をホールドするように太目の肩ベルトが付けられています。個人的な意見ですが、たすき掛けにするととても安定感があり、移動しても疲労が少ないように感じます。また、肩に掛けたままで物の出し入れがし易いのも良いですね。見た目もとても気に入っています。
私の持っているバッグは旧型で、現行タイプは生地の防水性の向上、肩パッド付、サイドポケットはコードではなくゴムバンドになっているなど違いがあるようですね。

  
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 ジーンズのリペア(つづき
2025/5/16
EDWINの補修したジーンズを正味1週間ほど履いたのですが、貼ってあった接着芯が破れて穴が空いてしまいました。ジーンズのリペアで参考にした多くのサイトでは接着芯だけを使っていたので大丈夫なのかと思っていましたが、そうではありませんでした。厚手の接着芯を使ったとは言え、貼る際もこれだけで本当に大丈夫なのかなと思っていたので、想像通りの結果になってしまいました。膝や肘などの引っ張られたり、摩擦の多い箇所の補修は接着芯だけの補修は難しいようです。それで布製のパッチを当てることにしました。

最初に貼っている接着芯を穴の部分を残して剥がしました。その後で、今回できた穴を塞ぐために、残した接着芯と一緒にジーンズの繊維を縫い留めました。それから、裏側から穴を覆うように布パッチを当て、アイロンで圧着して完了です。圧着してから縫っても良いのですが、当てる布が固い場合は接着芯で固定して縫い、その上から布をあてがう方が楽にできます。たぶん、私が使っている「糸が簡単に通る針」だと、固い布を通した時に糸が針から外れる可能性が高いので、接着芯を使って破れ箇所を整えるのは良い方法だったと思います。

見た目は前回補修時と変わりませんが、裏返すとしっかり布で補強されているのが分かりますね。これでしばらく様子を見たいと思います。もしも当て布が剝れてくるようであれば、当て布を糸で縫い合わせようと思います。

 

 

 

さて、話は変わりますが「オレンジジャム」を作りました。
清美オレンジ酒の仕込みをしていましたが、漬け込んでいた果肉を取り出したので、それを使いました。また、清海オレンジが10個ほど残っていて、時間が経ったことで皮に黒いシミのような斑点が沢山できていました。子供たちは食べようとしないので、それも使うことにしました。
黒い斑点のあるオレンジをナイフで切ってみると、瑞々しい果汁たっぷりの果肉が現れました。皮が固いおかげなのか、見た目と違い中身は全く問題がありませんでした。
美味しそうだったので、そのまま5個を食べて、残る5個をジャム用にしました。

清美オレンジのジャムに加工するにあたり、今回は皮は入れないことにしました。皮にシミがあるので見た目が悪くなりそうだったからです。水分の多い果物はジャム向きではないと言われますが、じっくりと水分を飛ばしていけばジャムになります。
鍋にざっくりと刻んだ果肉とグラニュー糖を加えて煮ていきます。とろみが出てきて、しゃもじで鍋底を引くと筋が現れるようになれば完成です。
色鮮やかなオレンジジャムが出来ました。

 

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JR・新幹線で行く夏の旅行

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 階段ひび割れの修理
2025/5/9
随分前になりますが、大きな地震があった時に、玄関前の階段にひび割れが出来ていました。業者に見てもらい、ひび割れ部分を覆うようにコーキングシールしてもらったのですが、コーキングが経年劣化して割れてきてしまい、たぶん隙間から水が侵入してひび割れも大きくなってきているように思えました。このまま放置する訳にもいかないので、自分で隙間を塞ぐことにしました。

初めに割れたコーキングを剥がしていきます。一部に綺麗に剥がせないところもありましたが、隙間が塞がれば良いので気にしません。隙間をハンディライトで照らしてみると、階段の段差の継ぎ目部分のコンクリートが綺麗に割れているのが見えました。割れ部分の両面ともコンクリートであることが分かり、モルタルを流し込んで割れを埋める方法で修理できそうです。

 

修理材として流し込むタイプのモルタルがあり、それは流動性があるので、流し込んでいけばほぼほぼ水平に拡がっていきます。なので、コテなどを使わずに表面を平らにすることができるのです。また流動性があることから、細かな隙間に流れ込んで空洞ができにくいのも選定した理由です。
因みに流動性があるので壁のひび割れなどの修理には向いていません。その場合はもっと粘着性のあるものを選ぶと良いですね。

「流し込みモルタル」と言う商品と、ビニール製の注入袋を購入しました。注入袋とは三角錐の袋で尖端を切って使います。ケーキ作りのホイップ絞り袋と同じ要領です。
「流し込みモルタル」はバケツなどの容器にモルタル粉末と規定量の水を入れて良くかき混ぜ練れば準備完了です。
練ったモルタルをひび割れに流し込んで行きます。初め注入袋を使って流し込んでいたのですが、大き目の粒が尖端部分に詰まってしまうので、途中からバケツからそのままひび割れに注ぐことにしました。ひび割れからはみ出た物はスコップを使って割れ部分に戻し入れることで対処しましたが、その方がストレスなくスピードも早かったです。

モルタルは約2時間後に硬化するので、その間にはみ出したり零れたりしたモルタルを水でざっと流します。修繕箇所以外の不要なモルタルが塊状に硬化するのを防ぐためです。水でモルタルの粒をばらばらにすることで、乾いた後は砂と同じようにホウキで履いて掃除できます。

素人作業ですが無事にひび割れの修理ができて一安心しています。

 
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 ジーンズのリペア
2025/5/2
膝部分が破れてしまったジーンズが4本あったので、リペアしてみることにしました。

3本はイオンなどで売られているストレッチ素材の物で、アイロンで付けられる専用の補修パッチが100円ショップなどで売られており、それを買ってきて、ジーンズの裏側から圧着しました。簡単に破れ箇所を塞げるので手軽で便利ですね。

残る1本はEDWIN404でゆったりめのものです。以前にブラッド・ピットが宣伝していた503は私の体型では太腿部分が細くて履けず、403か404を愛用していました。今手元にあるEDWINは403と404の各1本ずつだけで、その内の1本です。
このジーンズは独身時代の最後の一本で、ケニアやスイスなどにも一緒に行った旧友のようなものです。膝の破れが大きくなってきてから、履かずに衣装ケースに入れたままになっていました。何度か古着を捨てていたのですが、まだ履けそうなので捨てずに取っておいたのです。

高価なビンテージ物ではありませんが、愛着があるのでアイロンでパッチを貼って終わりではなく、もう少し本格的な修復をしてみようと思いました。
Webでジーンズのリペア方法を調べてみると、ミシンを使わずに手縫いでも出来ることが分かりました。我が家にミシンはあるのですが、私は小学校の家庭科の授業以来ミシンを使ったことがなく、1から思い返して準備するのは面倒だったので、手縫いをすることにしました。妻にミシン掛けをお願いすることも出来ましたが、それよりも自分でやってみたかったからです。

裁縫道具は妻が持っているのですが、私は遠視(老眼)なので針に糸を通すのが難しく、100円ショップで糸通しなど売っていないか行ってみることにしました。すると、何と「糸がかんたんに通る針」なるものが売っていたのです。針の頭が割れていて、張った糸を上から割れ目に押さえつけると針穴に入る仕組みになっていました。これは便利かもしれないと、すぐにそれを買って帰りました。
それから接着芯と言う不織布で片面に接着剤が塗られている布を買いました。これは100円ショップでも売っていたのですが、今後も使うかもしれないので、Amazon で厚手の大き目の物を購入しました。大きさから換算すると、100円ショップのものよりも割安になりました。接着芯は必要分だけ切取って使います。

接着芯は補修パッチと同じようにアイロンでジーンズの裏地に張り付けます。これで終了しても良いのですが(補修パッチと同じ使い方ですね。)、針と糸を使って破れた部分を縫い合わせて行きます。You Tubeで見つけた「ジーンズの穴を手縫いでお直し」を参考にして、「返し縫い」と言う縫い方で破れた部分を縫って行きました。かなりいい加減に縫ったのですが、糸が切れたり、針から糸が外れたり(当該針は簡単に糸が通せる分、テンションが掛かりすぎると糸が外れてしまうことがあるようです)を繰り返しながら、両膝2ヶ所の補修に正味5時間程度掛かってしまいました。たぶん、慣れている人ならそれほど時間は掛からないのだろうと思います。

それでも自分で補修したジーンズをまた履けるのが嬉しくなりました。縫っている間は、それだけに集中して無心になっている自分がいて、何だかそれも新鮮に感じました。自己満足の世界かもしれませんが、ある意味達成感みたいなものを感じましたね。手縫いの拘りは、たぶん履いていたジーンズへの愛着とこの達成感にあるのだと思います。そして、手を加えるごとに愛着が増すのでしょうね。

今では業とリペアしたようなジーンズも売られているようですね。ファッションには疎いのでわざわざそれを購入することは無いと思いますが、今のジーンズがまた破れたら、リペアしてみようと思います。
その前に、ミシンの使い方を覚えた方が良いような気がしていますが…(笑)。

 

 

 
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 ミョウガの株分け
2025/4/25
2月に鉢植えしていたミョウガを株分けしました。

鉢からミョウガを掘り起こそうとしたのですが、地下茎がぎっしりと踏ん張っていて、なかなか鉢から取り出せませんでした。そのため、スコップで茎を切りながら取り出しました。
土を落とした地下茎を15㎝ほどに切り分けて株分けすると4株ほどになりましたが、これまで使っていた鉢と、大き目のプランターが空いていたので、2株だけを残して他は燃えるゴミに出しました。ミョウガは繁殖力が強いので地植えはしたくなかったからです。
新しい土を鉢とプランターに入れ、株分けしたミョウガの地下茎をそこに埋めれば作業終了です。

それから約2ヶ月が経ち、鉢とプランターの両方にようやくミョウガが芽吹いてきました。なかなか芽を出さないのでやきもきしていましたが、温かくなったことで発芽したようです。ミョウガは地温が15℃前後になると発芽するそうです。
今後順調に育ち、夏に蕾を収穫できると嬉しいですね。

  
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 ホウボウの干物
2025/4/18
スーパーでホウボウを見つけて買ってきました。
ホウボウは良い出汁が出るので、アクアパッツァやブイヤベース、鍋物にしても美味しい魚ですね。当初、アクアパッツァにして食卓に出そうかと思ったのですが、いつものごとく肉食系の下の子から却下されてしまいました。(夕食は鶏肉のトマト煮になりました)
それで、日持ちする一夜干しにすることにしました。頭と内臓を取った下処理されたものだったので、身を開く作業だけでゴミも出ずに助かりました。

そうとは言え、ホウボウの頭からは良い出汁が出るので、スープや鍋物にする時にはお頭付きの方が良いですね。また内臓の「浮袋」はなかなかの珍味でとても美味しいですよ。浮袋をさっと茹でてポン酢で食べても良いし、勿論煮物の具材として入れても良いです。食感は弾力があり肉のような感じがします。まだ食べたことのない方は一度お試しあれ。本当に美味しいですよ。他に胃袋や卵、白子も食べられます。
なので、もしも新鮮なものだったらそのまま買ってきて自分で下処理するのも良いと思います。お店に下処理をお願いできれば良いのですが、さすがに内臓の可食部だけを取出してくださいとは言い難いですからね(笑)。

ホウボウは背開きにして、塩水に2時間ほど漬けてから陰干しにしました。15時から翌朝の9時頃(約18時間)まで干しました。身を触ると、指にくっつくような弾力感があり、丁度食べ頃だと思います。水分を程よく保持しているのでふっくらと焼きあがり、味わいはこの状態がベストだと思います。

 

今年も時間と食材があれば魚の干物を作っています。アジ、イワシ、タチウオ、チカ、メヒカリを干してみました。
チカとメヒカリは小魚で初めて干してみたのですが、どちらも美味しかったです。
チカは見た目がワカサギに似ています。ワカサギは淡水や汽水域に生息していますが、チカは海に生息していて北海道や東北で獲れます。以前はワカサギとして売られていたそうですが、今は区別されています。ワカサギと殆ど変わらない淡泊な味で、天ぷらや唐揚げは定番です。
メヒカリはその名のごとく深海性の小魚です。正式名称はアオメエソと言います。こちらも天ぷらや唐揚げも美味しいです。身は脂肪分が多いので、食感はふわふわしています。
一夜干しにしてもその食感には違いがあり、チカは柔らかくもしっかりした身で、メヒカリはふわふわしています。
どちらも甲乙つけがたい味で、焼いた一夜干しに七見唐辛子を混ぜたマヨネーズを付けて食べると、お酒がついつい進んでしまいます(笑)。
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 庭にある果樹の様子
2025/4/11
庭に幾つか果樹を植えていますが、春の訪れと共に開花や芽吹きだしました。

サクランボ(紅きらり)の花が咲きました。来週には満開になりそうです。
去年は風雨に晒されて落下したり、鳥に食べられたりして、結局、子供が食べた1個だけでしたが、今年は家族分は収穫したいですね。ほったらかしなので、あまり期待せずに待つとします。

  


ブルーベリーも小さな白い花が咲いています。後から植えた別種のブルーベリーはまだ咲いていません。受粉は虫任せなので、こちらも期待せずに待っていましょう(笑)。

  


ジューンベリーの花も咲きました。晩秋に枝を剪定したためか、いつもに比べて花の数が少ないような気がします。それでも片手一杯ぐらいは採れそうですね。

  


桑の樹(マルベリー)は秋に枝をかなり刈り込んだのですが、枝に沢山の花が付いているので、今年も沢山実りそうです。今年も「桑の実酒」を作りたいですね。

  


ラズベリーは新しいサッカー(地下茎からでる枝)が出てきています。昨年、元気が無くなっていたので心配していましたが、冬に追肥をした効果があったのか、このまま元気を取り戻してくれると嬉しいですね。多くは望みませんが、ジャム1瓶ぐらいは作りたいですね。

  


ブラックベリーは茎に緑色の小さな葉が芽吹いてきました。こちらは昨年豊作だったので、今年もそうなると嬉しいですね。沢山とれるようなら「ブラックベリー酒」を作ってみたいです。
(ブラックベリーの写真は撮り忘れてしまいました)
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 補修作業
2025/4/4
日頃から使っているワンショルダーバッグのメッシュの背布が破れてきていました。それで破れが広がらないように補修しました。
初め、針と糸で繕おうと思ったのですが、メッシュなのでテンションが掛かればまた破けてしまいそうで止めました。それで、補強も兼ねてパッチを当ててみることにしました。そこで、テントなどの補修用のナイロン粘着テープを購入し貼ってみることにしました。
破れた所は背布と底布を合わせた縫合部分だったので、パッチテープを大き目に切り取り、縫合部分を覆うように貼り付けました。
見た目もそれほど気にならずに補修できたように思います。耐久性が気になりますが、しばらく使ってみて剥がれるようであれば、布用の強力接着剤をパッチに付けて貼りなおそうと考えています。
今のところ問題なさそうですが、様子見ですね。




上記のパッチテープを探していると、靴用のパッチがあるのを知りました。普段履いているシューズの踵部分が擦り切れて破れそうだったので、試しにそれも買ってみました。
私は普段履きに軽く通気性が良いランニングシューズを履いているのですが、大概ソールがダメになる前に踵部が破れてしまい、新たに靴を購入することを繰り返していました。その度に「まだ履けそうなのに」と思っていたので、試す価値があると思ったのです。
届いたパッチは上記の修理用パッチと違って、踵の接触面の手触りはソフトな感じがしました。早速貼ってみると、両サイドの擦り切れ部分を辛うじて被せました。もう一回り大きければ良かったですね。
パッチを貼ったシューズを履いてみましたが、特に違和感はなく問題なさそうです。後は耐久性ですが、これも様子見ですね。
庭仕事用などに踵の破れたシューズを何足か残しているので、それらにも貼れば外出用にも使えそうです。




(おまけ)
随分前に買った子トラの「ぬいぐるみ」があるのですが、お腹のおへその辺りの縫合がほどけて人差し指が入るぐらいの穴が開いていました。それを針と糸で適当に縫い合わせました。
これは私が独身の頃に買ったものです。「ぬいぐるみ」が好きと言うのではないのですが、これを見た時、あまりに本物と見違えるほどで欲しくなり購入したものです。その後、いつしか体の縞模様は褪せて消えてしまい、今では子ライオンになってしまいました(笑)。
子供が生まれた頃にはライオンになっていましたが、彼らが幼少の頃はそれと遊んだり、枕元に置いて一緒に寝ていたりしていました。なのでとても愛着のあるものなのです。

ぬいぐるみのお腹の縫合をした後、それを洗ってみることにしました。見た目はそれほど汚れて見えなかったのですが、買ってからまだ一度も洗ったことがなかったからです。
Webでぬいぐるみの洗い方を調べてみると、中性洗剤やシャンプーを使って洗えることが分かりました。
それでシャンプーを使って洗ってみることにしました。シャンプーをお湯に溶かして薄めた溶液でぬいぐるみ全体を軽くもみ込むようにして洗います。ただし水分が中深くまで沁み込まないように手早く行います。ぬいぐるみの詰め物(綿)が偏ったり固くならないようにするためです。
満遍なく洗えたらシャワーをかけて汚れを流していきます。これも手早く行いますが、意外だったのはそれほど汚れが付いていなかったことです。毛が化繊だったので汚れが付きにくかったのだろうと思います。どす黒い汚れが出てくると思っていたので拍子抜けしました。
汚れを洗い流してから、洗濯網に入れて洗濯機で脱水(ソフト)しました。それを日陰で干して終了です。

綺麗になったぬいぐるみですが、子供たちはもう遊ばないので、私の部屋に置いています。トラからライオンに変わりましたが、今見ても可愛いと思います(笑)。

  
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 清見オレンジ酒
2025/3/28
レモン、柚子と柑橘類のお酒を作りましたが、どちらもとても美味しく出来たので、今回は「清見オレンジ」を使った果実酒を作ってみることにしました。
清見オレンジは「ミカン」と「オレンジ」を掛け合わた品種で、スーパーの店頭でもよく見かけますね。皮はミカンより固いですが、オレンジよりも柔らかいので手で剥くことができます。果肉は濃いオレンジ色で果汁たっぷりで甘くとても美味しいですね。
その清見オレンジを5㎏ほど買ったので、その一部で清見オレンジ酒作りをしました。
作り方は他の柑橘類の果実酒とほぼ同じです。

材料
清見オレンジ 8個
ホワイトリカー 1800ml
氷砂糖 200g
保存容器(今回は4ℓの瓶を使用)

①清見オレンジの皮を剥きます。
②皮(約1個分)の裏側の白い部分をナイフで削ぎ取ります。
※白い部分は苦味が出るので取り除きます。皮には香り成分が多く含まれています。
③実を切って容器に入れます。(果汁が出やすいように輪切りにスライスしました)
④③の上に氷砂糖を入れます。(果肉が浮かび上がらないように氷砂糖が重石の役割にもなります)
⑤④にホワイトリカーを注ぎ入れます。
⑥②を容器に入れ蓋をし、冷暗所に保管します。
⑦1週間~2週間後に皮を取出します。(香りが出ていたら皮を取り出します)
⑧2ヶ月後に果肉を取出し、果肉を濾して出た液を容器に戻し入れます。
⑨3ヶ月したら飲み頃になります。

レモンの果肉を1個入れた方がすっきりとした味になりそうですが、初めて作るので清見オレンジだけにしてみました。

3月終わりに漬け込んだので、飲み頃を迎えるのは6月終わり頃ですね。初夏に爽やかなオレンジ風味のお酒を味わえるのが楽しみです。

  
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 アクアショップ
2025/3/21
クマノミ水槽のコケ取りをしてもらうためにクマノコガイを入れていました。この巻貝は12年ほど前に家族で磯遊びをした時に持ち帰ったものです。それが1月の終わりごろに死んでしまったので、新たなコケ取り用の貝を入れようと思っていました。
家から車で20分ほどで海には出られるのですが、そこは湾岸がコンクリートで整備されており、磯がある場所まで行くのには近くても有料自動車道を使って1.5時間は走らないとたどり着けません。
磯に行けば巻貝は簡単に採取できるのですが、そのためだけに費用を掛けて行くのは気が引けていたので、久しぶりにアクアショップに行ってみることにしました。

飼育中のカクレクマノミを買ったショップが近くにあったのですが、コロナ渦に廃業してしまい、近所のホームセンターのペットショップにも観賞魚や水槽など売ってはいるのですが、さすがに海水の生体は扱っておらず、Webで調べて、ふたつ隣の市にあるアクアショップで海水魚を扱っていることが分かり行ってみることにしました。
余談ですが、今では通販で生体を購入できるようですが、やはり通販は見るまで分からないので不安になりますね。そのような訳で生体を探すのは、アクアショップに行くか、磯などで採取するようにしています。

ショップに行くと、最奥のエリアに海水コーナーがあり、そこに目的の巻貝を見つけました。1個150円、5個で498円と安く手頃な値段でした。貝殻にコケが付いて断定できませんが、種類はおそらくクマノコガイだと思います。それ以外に、綺麗な外観のコケ取り用の貝も何種類か売られていましたが、安いクマノコガイを選びました。前と同じ種類と言うこともありますが、店員さんに確認はしていませんが、近場で採取されたもののように思ったからです。
何故そう思ったのかと言うと、貝の入れられた水槽の脇に、近海魚が入れられた水槽があったからです。中を見ると、タカノハダイとカゴカキダイの幼魚やキヌバリ、カエルウオなどが入っていました。その中には1cmほどのボラと思われる稚魚まで入っていたのです。さすがにボラの稚魚を仕入れる業者はいないと思われ、会社のスタッフなどが磯で採取してきたと思うのです。そうだとすると、その磯にはクマノコガイが沢山いるはずなので、それもついでに採ってきて販売していると考えるのは自然な流れですね。

その日、クマノコガイを5個買って帰り、クマノミ水槽に入れました。
水槽に入れた貝は、すごい勢いで藻を食べています。空腹だったのかもしれません。珊瑚岩に付いた藻を齧り取った跡が見えるので直ぐに分かりますね。
水槽のバランスが取れ、貝も長生きしてしてくれたら嬉しいですね。

  
  ※沖縄 渡嘉敷島にて撮影
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 折りたたみ自転車
2025/3/14
折りたたみ自転車を持っているのですが、輪行バッグに入れたままでずっと使っていませんでした。
当初は、子供とキャンプや遊びに行くときに持って行くと行動範囲が広がり楽しいかなと思って買ったのですが、しばらくして子供たちが成長し一緒に遊ぶ時間が減ってしまい、ずっと使わずにそのままになっていました。

 

たまには自転車をバッグから出してメンテナンスしなくちゃいけないと思い、点検することにしました。
自転車自体は屋内で保管しているため、少々埃を被っていたものの、錆や汚れの付着はなく綺麗な状態でした。変速機やブレーキも特に問題ありませんでした。唯一、タイヤの空気が抜けてべこべこしていたので、手動ポンプで空気を入れて点検終了です。

今回は実際に道路を走っていませんが、たぶん大丈夫だと思います。天気が良ければ、次の休日にこの自転車で周辺を走ってみようと思います。
せっかくの折りたたみなので、気が向いた時に、私一人でも自転車を車に積んでどこかでサイクリングしようかなと思っています。

 
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 水槽
2025/3/7
先週はとても暖かく、日曜日は5月を思わせるほどでした。
そこで久しぶりにクマノミ水槽の掃除をすることにしました。掃除をする間、クマノミは別のバケツに移しておくので、なるべく水温低下の影響を受けないようにしたいからです。
水槽内のコケ取りと海水の2/3を入れ替え、気泡の出が悪くなったプロティンスキマーも清掃しました。
綺麗になった水槽にクマノミを戻すと、なんとなく嬉しそうにしている気がしました。我が家のクマノミは今年の9月で18年目を迎えます。熱帯魚屋さんで購入した時は1.5cmぐらいだったので、おそらく生後半年から1年くらい経っているのではないかと思います。なので、推定18歳か19歳ですね。

水槽はもう1つあり、子供が釣ったカエルウオを飼育していました。そのカエルウオですが、3ヶ月ほど前に死亡していました。岩陰に隠れていることが多いので気付かなかったのですが、何日も出てこないことから分かりました。残念でしたが、それでも7年間生きていたので寿命だったのだと思います。Webで調べてみると、カエルウオの寿命は3年から5年程と記載されていたので、特別なことをしていないけれど、長生きしてくれてありがとうと言う気持ちです。

その後の水槽は生体はいないのですが水を循環させています。水が減ってくると足し、いわゆる加湿器的な役割になっていますね。
この春にはポンプを停め、水を抜き、ろ材を取出してメンテナンスしようと思っています。使用しているポンプはレイシー(REI-SEA)の縦型ポンプで、もう25年間使っています。一度、異音がしたのでグリス注入などのメンテナンスをしたことがあるのですが、それ以外に不具合があった記憶はなく、とても丈夫で信頼性の高い製品だと感じています。さすが国産メーカーですね。まだまだ使えます。

今後のことはまだ何も考えていませんが、水槽をメンテした後に、また何か生物を飼育したいですね。

 
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 PCでお絵描き
2025/2/28
前回の記事で、シジュウカラが単独で来ていると記しましたが、先の土曜日にツガイで来ている姿を見ました。
観察したところ、どうやら以前から来ていたツガイのようです。給仕箱からヒマワリの種を銜えて、お決まりの場所で食べていること、単独で来ている個体は違う場所で食べていたことからそう思いました。食べる場所はどこでも良いように思えるのですが、個体ごとに気に入った場所があるようです。
いつものツガイが帰ってきたと思うと安心しました。これで、もしかしたら今年も巣箱で子育てする姿が見られるかもしれませんね。

さて、今回の記事の題は「PCでお絵描き」です。
何度か記事にしていますが、私は趣味としてフリーソフトのGIMPとペンタブレットを使ってPCで絵本などを描いています。
今も次の作品用に描いているのですが、描くのに夢中になってしまい、気付いたら作品に合わない絵になってしまうことが時々あります。そのような場合でも、元の画像を保存していれば作業を戻すことが出来るので、デジタル作画は便利ですね。(保存を忘れて涙目になることもありますが…)

つい先週もそのようなことがありました。シママングースの絵を描いていたのですが、描き込みすぎて写実的になってしまい、他の絵とのバランスから作業を一からやり直しました。
それでも、せっかく描いた絵のデータを削除するのは忍びないので、この場に掲載することにしました。手描きですが、GIMPを使い始めて1年半の素人でも、結構描けるものですね。基本的に、普通に紙に絵を描いたり色を付けたりするのとそれほど変わらないと思います。

外出先で気軽にスケッチとはいかないですが、PCでお絵描きもなかなか楽しいです。具材などの費用が掛からないのも助かりますね。

※絵は作業を止めた時点のものなので、未完成のままです

 
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 冬の庭先
2025/2/21
この冬も庭にある鳥用の給仕箱にひまわりの種や雑穀を入れ、小皿には切ったミカンの実を入れています。
やってくる鳥は、シジュウカラ、メジロ、ヒヨドリ、キジバトと言ったいつも見慣れた鳥たちです。
しかし、シジュウカラは去年と一昨年に庭の巣箱で子育てしたツガイは来ておらず、他の個体が1羽で来ています。今年も子育てが見られるか楽しみにしていたのですが、難しいかもしれません。
来ている個体は体が大きいので、たぶんオスだと思いますが、今後パートナーを見つけてやってくることもあるかもしれないので、それを待っていようと思います。

  

ミカンの実は、ヒヨドリが入れないように自転車カゴを逆さまにした中に皿に入れて置いてます。以前はヒヨドリも食べられるようにしていたのですが、ミカンの皮を摘んで持って行ってしまい、近隣に落ちていることがあったのでそうしました。自分の家の敷地内であれば構わないのですが、他所にごみを置かれるのはダメですからね。自転車カゴの網目はメジロが通れる大きさがあるので、メジロは中に入って食べています。
時折ヒヨドリがやってきますが、カゴの中に入れないのが分かり、以前のように頻繁に来たり鳴いたりしていないですね。

キジバトは以前から周辺に住んでいて、よく我が家の玄関前の樹に留まっているのを見ます。近頃は給仕箱からエサが落ちているのか、庭の地面を突いている姿をよく見ます。私たちが危害を加えないことを分かっているのか、かなり近くに寄っても逃げ出さずにいます。こちらが気付かない内に近くまで来ていて、逆に驚かされることもあります(笑)。

庭に小さな菜園があるのですが、今は野菜を植えずに花の球根を植えています。昨秋にアリウムの球根を幾つか植えてみました。大きな球形の花を付けるギンガチュームを2つ植えているのですが、芽が出てだいぶ大きくなってきましたよ。
小型のアリウムも植えており、全て無事に開花してくれると嬉しいですね。
アリウムは極端な乾燥を嫌うので、冬の間は地面が乾燥し易く水やりが必要なのですが、ついつい忘れてしまいます。大きくなってきたので、今後気を付けなければならないですね。

    
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 ワッペン
2025/2/7
昨年、友人からキャリー付きのリュックサックを頂いて使用したところ、とても便利だったことを記事にしました。(小旅行用バッグ 2024/8/2 参照
その後、ひと回り大きいキャリーリュックを購入しました。選ぶに際して、引いて運ぶことが多いと思い、リュックの色は汚れの目立ちにくい「黒」にしました。年末年始の家族旅行ではそれに荷物を詰め込んで行きましたが、やはりキャリーが付いていると便利ですね。

しかし、1点だけ気になることがありました。飛行機で荷物を預けた場合、到着してターンテーブルから荷物を取る時に、黒色のバッグが多いので分かりにくいと妻に言われたのです。実は私自身も黒を選ぶ際にそう思い、自分の荷物だと分かる目印を付ければ問題ないだろうと考えていたのですが、そのままにしていたのです。
そこで、何か目印を付けることにしました。

初め、リュックにキーホルダーやピンバッジを付けようかと思ったのですが、輸送時に他の荷物と接触して外れる恐れがあるので却下し、リュックの生地が布製なので、布製ワッペンを貼ることにしました。
ワッペンはアイロンで押さえて熱で簡単に貼りつけられるものがあります。安価なものでも種類が沢山あるので、選ぶのに時間が掛かりました。
海外旅行に持っていくことも考え、ミリタリーや国を表すような物、過激なデザインは除外しました。オジさんの持ち物なのでキャラクター関連も敬遠しました(スターウォーズは気になっていたのですが辞めました)。いくつか候補を選び、貼れる面積を考慮して、最終的に2枚を注文しました。

ワッペンが届き、さっそくキャリーリュックに貼り付けました。ちょっと失敗(アイロンの熱でリュックのロゴが一部溶けて色が薄くなってしまった)してしまいましたが、誰でも持っていそうなリュックから、私のリュックになったように思えます(笑)。

※写真は昼と夜で撮ったので、色味が違って見えます。
 

余談ですが、ワッペンは補修にも使えますね。私が30年ほど前に買ったダウンジャケットがあるのですが、何かに引掛けて右肩袖が破れてしまっていました、その補修にワッペンを使ったのです。当時スターウォーズシリーズのエピソード7「フォースの覚醒(2015年)」が上映されていて、その関連でユザワヤ(手芸用品・生地・ホビー材料専門店)でストームトルーパーのワッペンを売っているのを見つけ、それを買って貼り付けました。もう10年前の話ですが、気に入ったワッペンを貼ると、古着もさらに愛着が増しますね。着る頻度は少なくなっていますが、ジャケットの品質がしっかりしているので今も現役です。

 
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 柚子酒
2025/1/31
12月初めに友人から柚子(ゆず)をいただきました。庭に植えてある樹に沢山なったので、持ってきてくれたのです。

さっそく柚子酒を作ることにしました。レモン酒作りの経験から、柚子は皮を剥いてざく切りにした実と、少量の皮を入れることにしました。皮から苦味成分が出すぎないようにするためです。
ホワイトリカーに柚子を漬けてから、年末に皮だけを取りだし、約2ヶ月経つので味見をしたところ良さそうだったので実も取り出しました。できたお酒は黄色味を帯びて綺麗です。
取り出した実はいつものようにジャムにしました。種が多く入っているので、濾器を使って実を潰しながら種を取り除き、出来た溶液にグラニュー糖を加え、煮詰めれば完成です。なかなか美味しく出来ましたよ。
柚子酒はほんのりと柚子の香りがして、口に含むと少し苦みを感じる甘すぎない甘味で丁度良いバランスのものになりました。もう1ヶ月ほど熟成させようと思います。

 

前に作っていたレモン酒ですが、3ヶ月経ち飲み頃になりました。これも美味しくできましたよ。レモンの風味と甘さ、程よい苦味が気に入っています。そのまま飲んでも良し、ソーダで割っても良し、ウォッカに混ぜてカクテルにして飲んでもなかなか良いですね。それから、お湯を入れてホットレモン酒にするとすごく美味しかったです。寒い季節にはぴったりですよ。ただ飲みやすいので飲みすぎには注意ですね(笑)。

これまでに作った桑の実酒、レモン酒、柚子酒を洗って取って置いたズブロッカの瓶に入れてみました。レモン酒はたまたまブランデーベースのリキュールを使ったので琥珀色になったのですが、3本並べると色の違いがあり見た目も綺麗でしょ? ズブロッカのバイソンの絵も気に入っています(笑)。

   
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 長崎
2025/1/24
高台にあるホテルから見える長崎の夜景は、中心街に輝く光の集積を漆黒の長崎港の海と稲佐岳のシルエットが囲み、稲佐岳の頂上付近には柔らかに光る三日月が浮かんでいました。

1945年8月9日。この地に原子爆弾が投下されました。今年は被爆から丁度80年の年になるのですね。
長崎には小学生の頃に修学旅行で来ました。その時は、平和公園、グラバー邸、浦上天主堂、大浦天主堂を訪ねたのですが、記憶はなんとなくしか残っていません。原爆資料館に行った覚えがないのは、たぶん児童に与える影響を配慮して学校側が旅程に入れなかったのだろうと思います。それでも平和記念像の大きさや、天主堂の厳かな雰囲気は覚えています。

その長崎に家族で訪れました。レンタカーを借りて、初めに訪ねたのは平和公園です。今回の旅は全て妻が計画したのですが、教育的な意味も含めて、子供たちに戦争や原爆の事実に触れさせたいと思ったのだろうと思います。丁度、昨年の12月に「日本原水爆被害者団体協議会」がノーベル賞を授与されたのもあって、良いタイミングだったのかもしれません。

  

平和公園に着くと大勢の中国人観光客が平和記念像の前で写真を撮っていました。旗を持ったガイドに引き連れられて移動している姿を見て、何だか随分遠い昔の光景のようにも見えました。
平和記念像は小学生の頃に見たのと変わりなく、大きく尊厳を保っていました。右腕を上げて人差し指で空を指し、左腕を水平に伸ばした印象的なポーズです。「右手は原爆を示し、左手は平和を意味している。」と修学旅行の時にガイドさんから聞いた言葉は今も覚えています。記念像の両側には「折鶴の塔」と呼ばれる小さな塔があり、その中に市内の小学生が折った折鶴(千羽鶴)が沢山掛けられていました。因みに折鶴は千羽鶴にして、直接この塔に掛けても良いそうです。

記念像にお祈りを捧げた後、原爆資料館に行くことにしました。公園の中心の道を歩いていくと「平和の鐘」や各国から寄贈されたいくつかの像があり、その先には「平和の泉」がありました。この泉は、原爆で焼かれ水を求めながら亡くなった犠牲者の冥福を祈りつくられたものです。そのような背景を知ることはとても重要なことだと思います。

平和公園の先には「原爆落下中心地」がありました。広場になっていて、大きな黒い碑が立っていました。そして、崩れかけたレンガ作りの塔のような構造物があったのですが、それは崩れ落ちた浦上天主堂の南側遺壁の一部が移築されたものだそうです。

広場の先に長い階段があり、そこを登っていくと原爆資料館に着きました。受付ホールで入館手続きをし、らせん状のスロープを下りていくと入口があります。このスロープには年代が記されていて、過去に向けて下りていることを意味していました。
入口を入ってすぐ、「壊れた壁掛け時計」が展示されていました。外枠が壊れ、針は原爆が落ちた時間を指したまま止まっていました。館内には原爆の爆発の大きさや爆弾の仕組み、被害を物語る様々な物証、原爆が投下される経緯や、復興の歴史などが紹介されていました。
被害の物証は、破壊された建造物の一部や高温で溶けた瓶、女子学生が持っていた炭化した米の入ったお弁当箱など、とても多くの物が展示されていました。そして、投下後に生き残った人々の苦痛や悲しみを彷彿させる物品や手紙などもありました。それらを見ていると、とても心が苦しくなってくるのを感じました。しかし、実際に起こったことであり、目を逸らしてはいけないと自問しながらひとつひとつ見ていきました。

その先は自然光が入る明るいフロアーになり、各国の核兵器の保有状況などの説明がありました。そのエリアにはガラスケースに入れられた金色に輝くノーベル賞のメダルが慎まやかに展示されていました。特にアピールすることもなく置かれており、それにとても心を打たれました。メダルも女学生の弁当箱も、等しく価値のあるものと感じられたからです。

世界中の人々がここ(長崎)で起こった事実を知り、感じて欲しいと心から思います。

窓の向こうには長崎の美しい夜景が広がっていました。しかし私の気持ちに高揚感はなく、輝く光の一つ一つの基に、ここで亡くなった方々の魂があるように思え、静かで哀しさを伴った複雑な感情が心を包んでいました。

  
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 ハウステンボス
2025/1/17
長崎県佐世保市にあるハウステンボスに初めて行きました。

中世のヨーロッパの街並みをイメージしたテーマパークの他に、パークの外にホテルや温泉施設もありました。かなり広く、敷地内を定期運行しているバスでホテルや温泉施設に行けます。勿論徒歩でも行けますがそれなりに時間が掛かります。私は温泉に行ってみたかったのですが、バスで行くのが面倒臭くなって結局行きませんでした。

パークは湾沿いに広がり、園内に運河が通っていました。風車もあって、なんとなくオランダのような雰囲気が感じられます。貰った園内マップを見てみると、湾奥のエリアはずばり「アムステルダムシティ」となっていました。そこには「マヘレの跳ね橋」のような橋もありました。各エリアには様々なアトラクションが用意されていて、閉園まで多くの人たちで賑わっていましたね。

  

私は並ぶのが好きではないので、日中は家族と別れて別行動することにしました。気ままに園内をぶらりお散歩です。子供と妻は目当てのアトラクションに行きました。アトラクションに並ぶ列は、どれを見ても40分~1時間ほど待つようでしたが、子供たちは5つか6つ体験して楽しかったようです。
私は各エリアを気ままにぶらぶら歩いていました。運河にはボートが定期運行していたのでそれに乗ってみたり、ベンチに座って花畑の中の風車を眺めたりしました。昼食には佐世保バーガーも食べましたよ。アトラクションなしでもそれなりに楽しめました。(初回だからこそと言うのもありますが…)

ふと気付いたのは、レストランやお土産屋さんはあるのですが、園内にコンビニの類はありませんでした。街並み風ではありますが、テーマパークなので、人々の生活空間ではないのです。調べてみると、園の入口と出口付近の2ヶ所にコンビニがあるのが分かり、行ってみることにしました。ホテルの部屋でちょっとアルコールを嗜みたかったので、自分用に買っておきたかったのです。レストランでアルコールは飲めますが、やはり部屋でくつろいで飲みたいですからね(笑)。勿論、子供たちのお菓子も買いましたよ。
出口で手の甲にスタンプを押して出ると、入口から再入場できました。

夜のパークはライトアップされて本当に綺麗でした。クリスマスをテーマにしたプロジェクションマッピングも催されていました。家族で観覧車に乗ると(さすがに並びました)、街並みやガーデン一杯にイルミネーションの輝く光景が見られました。家族皆で観覧車に乗るのは本当に久しぶりで、それがとても嬉しかったですね。

閉園前には「ウィンターナイト花火」がありました。約10分ほどの花火のイベントなのですが、音楽に合わせて花火が打ち上げられ、とても感動しました。おそらく打ち上げの発火装置にプログラムが組まれて、最適なタイミングで花火に引火しているのだと思います。花火と音楽がシンクロした様がとても見事で、終わると自然に拍手していました。

家族と行ったハウステンボス、楽しめました。

 
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 吉野ヶ里歴史公園
2025/1/10
佐賀県にある吉野ヶ里歴史公園に行ってきました。
実は、行くまではなんとなく遺跡があることを知っていたぐらいで大した知識はなく、特に期待感を持たずに行ったのですが、美しく整備された公園内に復元された古代の建物や発掘物の展示があり、とても興味深く素敵な公園でした。当公園は100ha以上の広さがあり、遺跡等を見学するだけでなく、散策するのにも良いですね。開けた草原を歩くのはとても気持ち良かったです。

訪れたのがお正月ということで、当公園で収穫された古代米で作った「おかず味噌」を一瓶貰えました。あたたかいご飯に乗せて食べても、練り物や焼き物に付けて食べても良さそうです。まだ蓋を開けていないのですが、ちょっとした記念日などで食べてみたいと思っています。楽しみですね。

私が味噌を貰って園内を散策している間、子供と妻は「勾玉づくり」の体験プログラムに参加していました。柔らかい高蝋石を砥石で磨いて作るのですが、綺麗に仕上げようと思うとそれなりに時間が掛かります。上の子は2時間磨いて1個作成しました。その間、下の子は2個作っていましたね。妻は1個作って、その後ずっと首に下げていました。

  

勾玉を作った後は、遺跡巡りをしました。竪穴式住居は他の場所で以前見たことがあったのですが、「南内郭」では、複数の住居や櫓(やぐら)が郭内に建てられいて、タイムスリップしたような感覚に捕らわれます。さらに驚いたのは「北内郭」の巨大な祭殿を中心とした建造物です。外からは、板壁が周囲を囲み内部が見られないようになっていて、入り口には真っ直ぐに入れないように鍵形に板壁が立てられていました。簡単に入れないような造りになっており、アニメや歴史映画で見たような感じがしました。内部に入ると、巨大な祭殿がでんと構えていて、威圧感さえ感じます。弥生時代にこのような建造物があったのかと圧倒されました。

  

「北墳丘墓」では発掘現場そのままの姿が展示されていました。墓の規模は大きく、また発掘現場の臨場感が感じられ、この展示は見応えがありました。この丘は人工的に作られた墓で14基の甕棺が見つかっているそうです。素焼きの甕(かめ)に亡骸を入れ蓋をして埋葬しており、中には青銅の剣などの副葬品が見つかっているものもありました。館内では埋葬の方法や発見された埋葬品の展示などもありました。

  

吉野ケ里遺跡を見て、自分の考えていた弥生時代の認識が大きく覆されました。私の弥生時代のイメージは学生の頃に教科書に載っていた「人々が農耕する画」の小さな村のイメージのままだったのです。弥生時代には既に高度な社会が形成されていたのだと深く認識を改めました。

「邪馬台国」の場所は九州説と近畿説がありますが、この遺跡を見せられると九州説もまんざら間違っていないように感じます。そして邪馬台国でないとしても、高度の文明が吉野ヶ里に繁栄していたことは間違いありませんね。


【参考】
吉野ヶ里歴史公園(公式HP)
 吉野ケ里の歴史や、各遺跡の説明、園内マップなど詳細な情報が掲載されています。
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