自由なくつろいだ空間にしたいですね。
特にジャンルを決めることなく、日常のできごとなどを綴っていこうと思います。【アフェリエイト広告を利用しています】
レモン酒 |
2024/11/15 |
この夏に桑の実酒を作りましたが、残り少なくなってきたので、何か果実酒を作りたいなと思いました。 秋に果実のなる樹は庭には植えていないので、近くのスーパーを物色していると「国産レモン」が安く売られているのを見つけ、レモン酒を作ってみようと思いました。 レモン酒を作るのは初めてなので、ネット検索し作り方を調べてみました。基本の作り方は梅酒作りと変わらないのですが、多くのサイトで書いてあったのは、皮を厚めに剥き、皮は一部だけ入れてお酒に漬けると言うものでした。皮から苦味が出ることが大きな理由ですが、輸入レモンなどはたいがい防腐剤が皮に塗られているからです。 一部のサイトでは国産レモンを皮つきのまま漬けているものもあったので、国産で防腐剤の心配がないことから、試しに皮つきのままで漬けてみることにしました。 レモンをよく洗いザルに上げて乾いたら、皮ごと乱切りにしました。瓶に乱切りレモンと氷砂糖を順番に入れます。氷砂糖を後から入れるのは、果実がお酒に十分に浸かるよう、浮かばないようにするためです。それからお酒を注いで準備は完了です。今回はブランデーベースのリキュールにしてみました。ブランデーが入っているので、ほんのり甘みがありました。 1週間後に試しにスプーン1杯ほど取って飲んでみると、苦みばかり感じるものになっていました。やはり大半のサイトで書いてあるように、皮は少なめに入れた方がよさそうです。酸味など果汁はまだ出ていないようです。それで、漬けていた実の3カケを残して、それ以外は取り出し、皮を剥いて果肉部分を瓶に戻し入れました。甘みも少ないように感じたので氷砂糖も追加して入れました。この状態で1ヶ月ほど経ったら実を取出し、さらに熟成させ、3ヶ月後の1月終わりころには飲み頃になりそうです。 果実酒全般に言えることですが、漬けた当初は果実の内部の方が濃いので水分やアルコールは果実の方に入って行きます。氷砂糖はゆっくりと溶けるので、徐々に外の液体の濃度が高くなって、果実の成分が溶け出すのですね。なので、果実成分が均等に液に広がるまで待つことが美味しいお酒を作るための条件なのです。 それには、果実にもよりますが、1~2ヶ月必要になります。その後、熟成期間を設けることで、アルコール臭が消えてまろやかになります。熟成期間の大切さは前に作った桑の実酒で実証済ですね。 因みに、アルコール度数が40度以上のお酒に果実を漬ければ砂糖なしで果実酒を作れます。外液の浸透圧を高くすることで果実の成分を引き出す訳ですね。果実を冷凍すれば、果実の細胞壁が壊れ、さらに成分が出やすくなります。 そう考えると入れるのは氷砂糖ではなく、グラニュー糖や上白糖でも可能だと言うことになりますが、それらは完全に溶けきらずに瓶底に固まってしまうことが多いことが、敬遠される最大の理由なようです。 また氷砂糖はゆっくり溶けるので、果実成分もゆっくり溶け出すのですが、梅を使った実験によると、氷砂糖を使用した方が香りが良く出ていたそうです。 レモンなどの柑橘類の香り成分は果肉ではなく果皮の油胞にあるそうです。そう考えると、皮を圧搾して香り成分を取り出すことはないので、ゆっくりと成分が外液に出ていく氷砂糖を使った方がより香り成分も出ていくのだろうと思われます。逆に言えば、グラニュー糖や上白糖は溶けるのが早いので、浸透圧の差が無くなる時間が短く、そのため固い皮に含まれる香り成分が出難いのではないかと推測されますね。 このように料理を科学の視点で見ると本当に面白いですね。 以前に、テレビ番組で科学の視点から一流シェフに負けない味の料理を作るというものを視聴したことがありますが、まさに理に適っていると感心したのを思い出します。 料理は科学なのですね。 【参考】 〇全日本氷糖工業組合 | 氷砂糖のひみつ 〇農畜産業振興機構|お砂糖豆知識[2003年12月] |
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ハーブオイル |
2024/11/8 |
自宅に植えているタイムとローズマリーを使ってハーブオイルを作ってみることにしました。 タイムもローズマリーもスーパーの香辛料コーナーで売っていますが、昨今では自宅で栽培する方が増えているようで、ホームセンターなどで苗を売っていますね。 両方ともにシソ科の低木の植物で、とても育てやすいです。我が家ではほぼ放置状態で、枝葉が長くなったら剪定するぐらいです。鉢植えでも育てられ、日当たりの良い場所に置くと良いですね。手軽に料理やお茶など、ハーブを楽しむことが出来ますよ。 ハーブオイルですが、葉の付いた柔らかい枝を、タイムは10本、ローズマリーは2本切取って使うことにしました。タイムはローズマリーより枝が細く葉も小さいので、ローズマリーを多くするとタイムの香りが負けてしまうと思ったのでそうしました。 それを水洗いして乾燥させます。概ね乾いてから、最後に電子レンジで20秒ほど加熱しました。水分を飛ばすのと、殺菌が目的です。日に当てて十分に水分を飛ばしても良いのですが、時間短縮で電子レンジを使いました。 乾燥したハーブを入れる容器の大きさに合わせて切ります。今回はジャム入れにも使ったガラス瓶に入れることにしました。それから、風味付けにニンニクを2カケ入れます。ニンニクは軽く叩いて半分に切ったものです。 瓶にタイムとローズマリー、ニンニクを入れ、オイルを注ぎます。近頃オリーブオイルは値段がとても高いので、オリーブとヒマワリの混合オイルを使いました。蓋をして2日ほど置き香りがオイルに移れば完成です。 トウガラシやペッパー類など入れても良いのですが、子供達はあまり辛いものは好まないので入れませんでした。 ステーキなどシンプルにお肉を焼くのに使うと良さそうですね。鶏モモ肉のソテーに使うと香りも引き立ち美味しさUPに繋がりそうです。 |
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給餌箱(バードフィーダー) |
2024/11/1 |
100円ショップで買った木箱を麻紐でワイヤーフックに縛って、野鳥の給仕箱にしていたのですが、半年経つと底板が曲がって隙間ができていました。 そこで、巣箱作りで出た端材を利用して給仕箱を作りことにしました。以前に子供と作った給仕箱には屋根を付けていたので、今回は屋根を付けることにしました。 屋根と給仕台、それと柱になる部分を鉛筆と定規を使って板に線を引いて書き出し、その線に沿ってノコギリを引いて部材を作ります。気を付けたのは屋根の幅が給餌台よりも大きくなるようにするところですね。そうすれば、雨が給餌台に入り難くなります。 部材を切り出したら、釘を打って組立ます。屋根は2枚の板を合わせて山形にしました。 それから、餌が給餌台から簡単に零れ落ちないように台の縁に高さを出すことにしました。端材は使ってしまったので、棚作りで残っていたパイン材を小さく切って接着剤で貼り付けました。水抜きのため、対角の2か所は少し隙間を空けています。 それで給餌箱の完成です。 作った給仕箱の大きさは、100均の木箱とほぼ同じくらいだったので、もとあったワイヤーフックに麻紐で括り付けて、これまでと同じように格子フェンスに下げることにしました。 木製の屋根付き給仕箱は見た目も良い感じで、パイン材の部分を除けば、防腐処理した木材を使用しているので耐久性もあると思います。 |
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巣箱作り | ||
2024/10/25 | ||
スズメが入れる巣箱を作ることにしました。 巣箱の作り方はネット検索すると沢山のサイトに掲載されていますが、参考にしたのは「鳥取県・とりネット」のPDFファイル「巣箱の話」に掲載の図面です。 材料に防腐処理された6フィートの1×6材(約19mm×140mm×1820mm)と蝶番(留めネジ含む)をホームセンターで買ってきて、以前に棚を作った時に残ったコースレッド(木工用ビス)を用意しました。 図面を参考に、ノコギリを引いて買ってきた板から6枚の板を切り出します。それから、インパクトドライバーに直径29㎜のホールソーを取り付け、正面に配置する板の上部に出入り用の穴を開けました。大きな鳥の侵入や攻撃を防ぐことになることから穴の大きさは重要なポイントです。因みにシジュウカラ用の巣箱の巣穴はひと回り大きいスズメが入れないように直径27㎜になっています。 背板となる板には、樹に固定するための紐を通す穴を上下に2つ(計4つ)空けて準備は完了です。 正面板、側板、底板、背板にコースレッドを打ち込みながら組立ていきます。最後に、屋根板を開閉できるように蝶番を使って背板に留めて完成です。開閉できるようにしていれば、シーズンが終わった後に回収して清掃するのに便利だからですね。 参考にした図には、屋根が開かないように留め具を付けるとなっていましたが、そこは麻紐で縛っておくことにしました。屋根が開かないようにするのは、ヘビやカラスなどが屋根を持ち上げて入らないようにするためです。 庭には既にシジュウカラ用の巣箱があるので、新しい巣箱は玄関の横にある木に架けることにしました。 狙い通りにスズメが入るかどうかは分かりませんが、来年の春に野鳥が営巣して子供たちの巣立つ姿が見られたら嬉しいですね。 そうとは言え、当然ながら巣箱を掛けたら必ず鳥が入ってくれる訳ではありません。長年巣箱を架けていても入らないこともあるようです。庭の巣箱にシジュウカラがすぐに入ってくれたのは本当にラッキーだったのだと思います。 清里高原にある「八ヶ岳自然ふれあいセンター」のレンジャーと話した時に「シジュウカラがすぐに巣箱に入るなんて、よほど住みやすい環境だったんですね。」と言われたのですが、住居に囲まれた狭い庭で、通りから奥まっているものの、時折車の通る音が聞こえるような環境なので「それほど良いとは思えないのですけどね」と苦笑したのを覚えています。 鳥が気に入ってくれた理由はよく分かりませんが、新しい巣箱にも野鳥が入ってくれたら良いなと思っています。 【参考】 〇鳥取県・とりネット PDFファイル「巣箱の話」 |
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干物作り |
2024/10/18 |
ようやく涼しくなってきて、天気の良い日が続く予報だったので、久しぶりに干物作りをしました。 近海物の小さめのアジとクロムツが売っていたので、丸干しにしてみることにしました。アジとクロムツは別けずに同じ容器の塩水に漬けてから一夜干しにしました。 翌日、朝食に焼いて食べてみると、アジはそれほど気にならずに骨まで食べられました。アジの干物は鉄板ですね。クロムツはアジより少し大きめだったのもあり、骨は少々固く、丸かじりにはあまり向かない感じでした。また、味はそれなりに美味しかったのですが、アジを食べた後ではあまりにもクセがなく淡泊で物足りない気がしました。 クロムツを漬ける時は麵つゆなどを加えた方が良いかもしれませんね。(単体で食べれば気にならなかったかもしれませんが…) その日の午前中に買い物に行ったところ、ヤマトカマス(水カマス)を売っていたので迷わずに買って帰りました。 ヤマトカマスは夏から秋にかけて旬のはずなのですが、今年はどう言うわけかあまり見かけていませんでした。このところ、仕事帰りにスーパーに寄ることが多かったので売り切れてしまっていたのかもしれませんね。 カマスの干物は我が家の定番になっています(自分が言うのもなんですが…)。白身ですが、しっかりと旨味があってとても美味しいので何度も作りたくなります。上の子は特に気に入っていて、食べたいと言ってくれるので、作る側としても嬉しいですね。 カマスは肉厚だったので、乾き具合を確認し、1日半干しました。 それを焼いて食べましたが、やはり美味しいですね。ついついお酒が進んでしまいます(笑)。 |
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ダイニングチェアの修理 |
2024/10/11 |
先週に続きますが、また修理の記事です。 以前、「ダイニングチェア座面の張替」を記事にしましたが、別のイスの座面が破れたため修理しました。ダイニングチェアは4脚あるのですが、これで張替は3脚目です。購入して12年経ち、毎日使っているものなので、座布が破れても仕方ないですね。 座面の修理方法は前回記事と同じですが、今回、座布は紺色にしました。張り替えした3脚の座面を異なる色にしたのは、色を変えることで部屋が少し楽しい雰囲気になればと思ったからです。統一感には欠けるかもしれませんが、既製品には無い色の組み合わせなので個人的に気に入っています。家族は殆ど反応がないので、自己満足かもしれませんね(笑)。 私がやっているのはDIY初心者レベルの比較的簡単な作業で、少しくらい失敗しても自家用なら許せるものばかりです。修理に出したり、新しい物を買うよりも安く出来ますし、何より未熟ながらも自分で作ったり修理するのは結構楽しいものです。 |
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巣箱の修復 |
2024/10/4 |
巣箱の屋根が割れていることから、屋根の修復作業をしました。 木から架けていた巣箱を降ろし点検したところ、屋根以外は問題なさそうでした。屋根の劣化状況から、今後他の箇所も割れるおそれがありそうだったことや、見た目や加工のし易さから、屋根全体を覆うように薄い板を張り付けることにしました。 ホームセンターで薄いべニア合板を買ってきて、巣箱の屋根にあてがい、ざっと寸法を取りました。それをノコギリで切って2枚の屋根板を作り、巣箱屋根の上に置いて釘で打ち付けて完成です。簡単な作業なのですぐに終わりました。 べニア合板なので耐久性は望めませんが、シジュウカラの巣立ちが終わる来年の6月頃まで持てば良いので、たぶん大丈夫ではないかと思っています。 さて、ようやく気温が下がってきて秋らしくなってきましたね。それでも10月だと考えるとまだ気温は高めです。 森の樹々の結実や冬入りの遅れ、冬眠などの動物への影響が心配になりますね。世間を騒がせている野生熊のエサ不足や冬眠期間が短くなってしまわないか、果ては冬眠しないなどの現象が現れないか危惧しています。 また最近のニュースで、里山の鳥やチョウが急速に減少している調査結果が報じられていました。 環境省の絶滅危惧種の基準となる「年間減少率3.5%以上」となったのは、鳥類ではオナガ(減少率14.1%)、セグロセキレイ(同8.6%)やスズメ(同3.6%)など16種あり、チョウは34種あったと報告書には記載されていました。スズメやセグロセキレイは普段から身近に目にしているので、この報告書を知るまでそのような状況にあるとは考えもしませんでした。かなり深刻な状況にあると感じます。 また、報告書では地球温暖化による気温上昇が大きいエリアで、鳥類やチョウ類、植物の種の減少幅が大きいと分析されています。 当該報告書は里山に限らず、高山帯や湖沼、磯・干潟など調査範囲は広く、とても興味深いものなので、気になる方は下記した環境省のWebページ(モニタリングサイト1000)をご覧頂ければ幸いです。 先日、バルコニーから向かいのマンションに立っているアンテナにモズが留まっているのが見えました。その姿に秋の訪れを感じました。 そのアンテナにはカラスやヒヨドリ、アオサギなど、色々な鳥が留まっているのを目にします。鳥たちにとってきっと良い見晴場なのだと思います。 もう少ししたら冬の渡り鳥の姿が見られそうですね。今年もジョウビタキが庭に遊びに来てくれると嬉しいですね。 【参考】 環境省 〇モニタリングサイト1000 ※モニタリングサイト1000は、全国に1,000か所以上の調査サイトを設置し、100年以上モニタリングを継続することで、基礎的な環境情報の収集を長期にわたって継続して、日本の自然環境の質的・量的な劣化を早期に把握することを目的としています。 |
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清里高原 |
2024/9/27 |
久しぶりに家族旅行をしました。2泊3日の日程で車で清里高原に行ってきました。天気はあまり良くなかったのですが、のんびりと過ごすことが出来ました。 私は初めて行ったのですが、山々に囲まれた自然豊かな場所ですね。 初日は午前11時頃に到着し、「清泉寮」を訪れました。思っていた以上に広大な敷地で、緑の牧草地が拡がる素敵な場所でした。曇りでしたが富士山も見ることができました。 敷地内には「八ヶ岳自然ふれあいセンター」があり、立ち寄ることにしました。ここは事前に調べていて行ってみたいと思っていたのです。中に入ると、動物のお尻が待っていました。それは清里高原に生息する動物の剥製やぬいぐるみを後ろ向きにして、動物の名前を当てるクイズでした。館内は手作り感一杯で親近感がありました。小さいながらも川魚やヒキガエル、ヤゴなどの生物の展示もあり、アオダイショウの子供もいましたよ。アオダイショウは大きくなると150cmほどにもなり、その抜け殻も展示していました。奥のホールでは八ヶ岳周辺の自然に関するビデオの上映もしていましたね。 センターのスタッフはとても気さくな方々で、下の子に草笛の吹き方を教えてくれました。何度か練習していると音が出るようになりました。意外と大きな音がするのですね。その音はシカの鳴き声に似ているそうで、吹くとシカが寄って来ることがあるそうです。その後、レンジャーと歩くガイドウォークにも参加しましたよ。大きな施設ではないものの、とても楽しめました。 清泉寮には自家製ソフトクリームがあって、結構有名なのだそうです。事前調べでは買うのにすごく並ぶとあったのですが、その日は並ばずに買うことができました。甘くミルク感たっぷりで濃厚なのですが、口の中でさらりと溶け、すっきりとした後味でした。美味しかったです。 正味5時間ほど清泉寮にいたのですが、もっと長くいたかったですね。のんびりと過ごすにはぴったりな場所だと思います。次回は、天気の良い日にゆっくりと散策してみたいですね。 2日目は雨。屋内でステンドグラスの工作ができる、小渕沢にある「星のリゾート リゾナーレ八ヶ岳」に行ってみることにしました。上の子はライト、下の子は壁掛け時計を作成することにしました。ステンドグラスの作成は2時間ほどかかりました。ライトや時計のムーブメントの取り付けはお店側で行い、1ヶ月後ぐらいに自宅に送付してくれます。 リゾナーレのショップが並ぶ通りはヨーロッパ調のお洒落な雰囲気があります。生憎の雨で、通りにあるベンチに座るのは難しかったのですが、小綺麗な店先をウィンドウショッピングしながら歩くのも悪くはなかったです。ランチに「清里ハム」のお店でピザを食べたのですが、ベーコンとソーセージの味がとても美味しくて、上の子は「1人で2枚食べられる」なんて言っていました。 そうとは言え、何時間も過ごせる場所ではないので、ランチ後は宿泊施設に戻り部屋でのんびり過ごすことにしました。 午後に雨が止んだので、清里駅周辺を1人で歩いてみました。駅周辺はお店などあるものの、空家の物件がちらほら見られ、あまり活気を感じられませんでした。清泉寮が本当に素敵な所だったので、直ぐ近くの駅前が何故このように寂れてしまっているのか不思議でなりませんでした。清里駅前は昭和の時代には「高原の原宿」と呼ばれていたそうです。何故廃れていったのか明確な理由は分かっていません。しかし、清泉寮など観光資源は沢山在ることから、再開発があっても不思議ではないと思います。 歩いていると偶然「清里森林浴公園」の文字を見つけました。行ってみると、森の中に小川が流れていました。それほど大きな公園ではありませんが、水の流れる音が心地良かったですね。樹木の幹や川辺の岩などに苔がむしていて、ゆったりとした時間が流れているように感じました。 3日目は快晴でした。 午前中は施設のテニスコートで遊び、昼食を兼ねて子供たちは蕎麦打ち体験をしました。作った蕎麦は長さは短くなってしまったものの、美味しかったです。蕎麦打ち体験で太い麺になってしまう映像がTVなどでよく見られますが、そこまで太いものはなかったです。麺が太くなる要因は切り方にもあると思いますが、麺棒での伸ばしが足りないことが大きいような気がします。教えて頂いた厚さはほんの数ミリでした。 帰る前に清泉寮のギフトショップに寄ってお土産を買いました。天気が良いこともあり観光客が多くいて、ソフトクリームを買う列が伸びていました。青空の下に緑の山々が拡がっていましたが、富士山は雲に隠れて見えませんでした。 12時半に帰路に就いたのですが、早めに出たつもりが渋滞にはまり、自宅に帰り付いたのは6時間後でした。工事渋滞は仕方ないと思うのですが、自然渋滞と言うのは何故発生するのかよく分かりませんね。のろのろ進んでいるのが、いつの間にかスピードが上がり通常の速度に戻ったりしますが、のろのろの原因が分からないのが不思議です。車の自動運転が普及すれば、もしかしたら渋滞の発生が減るかもしれませんね。 短い旅行でしたが家族で楽しめました。清里高原にまた行ってみたいと家族で話しています。 |
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中秋の名月 | ||
2024/9/20 | ||
9月17日は「中秋の名月」でした。その日は天候も良く、明るく輝く丸い月を見ることができました。 「中秋の名月」と言うと、月を眺めてお団子を食べるイメージがありますが、下の子が白玉粉でお団子を作ってくれていました。勿論、お団子はとても美味しかったですよ(子供が作ってくれたので尚更ですね)。 しかし察しの悪い私は、お団子を食べた後に「知ってる? 今日は中秋の名月なんだよ」と言ってしまい、すかさず妻から「だからお団子を作ったの」と言い返されてしまいました。いやはや、恥ずかしくて子供の顔が見られませんでした(笑)。 「お月見」は中国の中秋節が平安時代に伝わり、当時の貴族たちが月を眺めながら和歌を詠む宴を開いて楽しんだことに加えて、日本古来からあった秋の収穫を神様に奉納する儀式が合わさったものだそうです(FMラジオのパーソナリティが話していました)。 なので日本では「中秋の名月」での行事は収穫祭の意味合いが強く「お月見団子」をお供え物とする風習になったのですね。 中国の「中秋節」はと言うと、親しい者が集り、月を眺め、「月餅」などを食べながら親交を深める意味合いの行事だそうです。 文化の伝来があり、その土着の文化と融合して新たな文化が生まれることは現代でもあることですね。そのような面で歴史を見るのも面白いですね。 さて、17日の夜にバルコニーから見える月の写真を撮ってみました。 ひと昔前のコンパクトデジカメ(Canon SX280HS)ですが出来は悪くないですね。 最近は夜空を見上げることが少なくなっていますね。 国立天文台のWebページを見ると、今月(9月)は土星が見頃だと記載されていました。土星は環を持つ天体であることは子供のころから知っていますが、実際に自分の目で見てみたい気持ちは今でも持っています。小学生のころ、親に買ってもらった天体望遠鏡で夜空を探した記憶があります。接眼レンズを替えると確か150倍くらいまであったので、もしも土星を正確に捉えられれば見えたかもしれませんが、位置も分からずにやみくもに星を探していたのでは見ることなど到底できるはずはありませんでした。それでも望遠鏡で月のクレーターがはっきり見えたのは本当に嬉しかったです。しかし何時しか(たぶん高校生になって)望遠鏡を覗くことがなくなっていました。 今思うと、子供の好奇心に応え協力してくれた両親には本当に感謝の気持ちで一杯です。自分が親になって気付くと言うのはよく聞かれますが、それは本当ですね。 実は2年ほど前に、我が子も天体望遠鏡が欲しいと言い出してリーズナブルなものを購入したのです。子供は最初は見ていたのですが3ヶ月もすると全然見なくなってしまいました。月であっても望遠鏡の視界に入れるのは子供にとっては難しかったことに加え、見えるものは変化に乏しいからか、何度か見ると飽きてしまったようです。また組立てたまま部屋に置くのはスペース的に圧迫感があったため、観測した後は三脚から本体を取り外して収納袋に入れていたのも、手軽さに欠けていたと思います。もしかしたら一番の原因は、バルコニーから見る夜空は狭く明るかったからかもしれません。夜空に星々が美しく輝いているのを見た時こそ、星を観察してみたいと思うものですからね。 そうとは言え、私はいつかバルコニーから土星を見てみたいと思っています。今ではスマホのアプリで天体の位置が調べられますからね。やる気とタイミング次第ですが、何時になったら実現できるかは分かりません。3日後にはすっかり忘れているかもしれませんね(笑)。 今は民間人が宇宙に行ける時代になってきました。遠からず、月から「地球見」する時代が来るかもしれないですね。 月から青く輝く地球を見てみたいものです。 |
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ミョウガ |
2024/9/13 |
昨年の春にミョウガを鉢植えし、その年にミョウガは出来なかったのですが、2年目の今年は収穫することができました。 ミョウガは食する部分は蕾で、収穫せずにそのままにしていると白い花が咲くそうです。 売っているミョウガは紫色をしていますが、収穫したものは白く穂先は緑色でした。穂先以外は土中にあって日が当たらない状態だったので、そのようになったようです。 収穫したての物はフレッシュでみずみずしく、シャキシャキしてとても美味しかったです。刻んで、冷たい素麺や蕎麦の薬味にして食べると、爽やかなほろ苦さが広がり、涼風に吹かれたような感じがしました。この新鮮さは自家製ならではですね。 それから、味噌汁に入れてもなかなか美味しいですよ。 ミョウガの栽培はあまり手が掛かからないので良いですね。ただ、地下茎を伸ばして増えていくので、広がりすぎないように鉢植えで栽培することにしたのです。また土が乾ききってしまうような場所は苦手なので、鉢植えであれば日陰に移動することも出来るので都合が良かったのですね。 ただ鉢植えだと土が痩せてきてしまうので、来年の2月くらいになったら植え替えしようと思います。地下茎がしっかり育っていたら、ついでに別の鉢やプランターに株分けもしてみたいですね。 |
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雨の日の自転車 | ||||
2024/9/6 | ||||
先日、雨の日に自転車を走らせました。 雨の日の自転車は本当に久しぶりで、カッパの上から雨粒に当たりながら濡れた道を走っていると、なんだかとても楽しくなっていました。 私は独身の頃は自動車の免許を取っておらず、自転車やオートバイと言った2輪車を使っていました。独身なので特に自動車がないと困る訳でもなく。むしろ手軽で機動的な2輪車の方が生活スタイルに合っていました。 自転車を好きになったのは高校生の時で、通学にスポーツタイプの自転車を乗るようになってからです。自転車に乗る楽しみを感じるようになりました。当時、親に買ってもらった自転車はFuji製で、メタリックブルーのフレームがとても格好良くて、自分でメンテナンスをするようになりました。 高校卒業後、親元を離れて一人暮らしを始め、アルバイトで稼いだお金で初めて買ったのがマウンテンバイクでした。その後、自動二輪免許を取って、オートバイで気ままにあちこち行くようになり、さらに2輪車に乗るのが楽しくなったのです。遊べるデュエルパーパス(オフロードも走れる)のバイクが好きで、たまに荷物を積んでキャンプなどにも行きました。2輪車は自動車のように囲われていないので、自由な感じがするのが好きですね。(その分、危険でもありますが…) その当時も雨の日に2輪車に乗るのは億劫ではあったのですが、カッパを着て出発すると濡れても気にならなくなります。やっぱり楽しいのですね。夏場はカッパを着ていても汗で蒸れて内側が濡れてくるのですが、走っている間は何故かあまり気にならないのですね。走り終えてから、カッパを脱ぐ時にちょっと不快に感じます。 今回、久しぶりにその頃の感覚が蘇ってきたのです。 自動車に乗るようになってからは、雨の日に2輪車に乗ることはあまり無くなっていました。 オートバイは結婚後しばらくして売却してしまいました。家族で車で移動することが多くなり、オートバイは気付けばバッテリーが上がっていて動かないことが何度もあったからです。本当は手放したくなかったのですけどね。 今乗っている自転車は軽快車と呼ばれているママチャリです。荷物カゴを前後につけてあるので荷物が多い時でも安心ですし、運転姿勢も楽なので便利です。道具の面からすると使い勝手は良いのですが、以前乗っていたマウンテンバイクの方が愛着は格段にありますね。部品交換や修理、レストアなど手を掛けたからだと思います。手を掛けるほどに愛着は増しますものね。 でも、雨の日のママチャリも楽しかったです。次の休みが晴れていれば、ギアの調整や注油など、少し手入れしようと思います。 |
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桑の実酒(完成) |
2024/8/30 |
瓶から実を取出す仕上げ作業から1ヶ月経ち、いよいよ桑の実酒が飲み頃になりました。1カ月前の試飲の時とどのくらい変化しているのか楽しみです。 お酒をグラスに取って少し口に含んでみると、桑の実の香りがふわっと広がりました。1ヶ月前よりも確かに芳香が強く感じられました。 それから果実の甘さが感じられ、最後に少しの苦味がありました。苦いと言っても嫌味のないもので、桑の実の特性を現しているように思います。苦味成分は、前の記事で書きましたが、ポリフェノールだと思います。桑の実らしいお酒になって、なかなか良い出来栄えに思います。 夏の暑いさなかなので、氷を入れて炭酸水で割ってみることにしました。見た目はカシスソーダにそっくりです。これが大正解で、炭酸のおかげで芳香が口いっぱいに広がり、爽やかな甘さの後にくる苦味がなかなか良いのです。そこがとても気に入りました。味は異なるのですが、カンパリを飲むと感じる苦味のような感じですが、そこまでの苦味ではありません。 初めて作った桑の実酒ですが美味しく出来ました。飲んでみて熟成期間が大切なのが良く分かりました。1ヶ月前ではアルコール臭を感じていたのですが、今回は香りの成分が全体に纏わりまろやかになりアルコール臭は感じられませんでした。この差はかなり大きかったです。 来年もまた作ってみたいですね。 |
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車の荷台に思い出を載せて | ||
2024/8/23 | ||
ミニバンの荷台に、ヘッドを取り換えて虫取り用と魚取り用にできる網を載せているのですが、もう何年も前から使っていません。子供が幼少の頃から小学校低学年までは、虫取りや魚取りをするのによく使っていたのですが、小4になるころには、子供の興味は他に向いてしまい、その後は殆ど使用する機会が無くなっていました。 それでも、何かあった時にと積んだままにしていたのですが、結局使わずじまいです。 子供たちと一緒に網で池の淵をガサガサして、メダカやエビ、ヨシノボリなどを捕まえたり、広い公園でチョウやバッタを捕まえたのを思い出します。網を持って虫を追って走る姿や、生物を捕まえた時の子供のキラキラの笑顔は今でも忘れません。本当に「輝いた時間」でした。 子供はどんどん成長し、遊びは友達中心になってしまった中でも、ほんの少しの淡い期待と思いからずっと網を車に残していたのですが、いよいよ子離れしなくてはならないと自分に言い聞かせています。それでも、自分用に何か使う時があるかもしれないので、今後も車に置いておこうと思っています。とは言え、オジさん一人で虫取りやガサ入れするのは、なんとなく恥ずかしい気がして行動に移せませんね(笑)。 車には、その他にピクニックマットや折畳イス、折畳テーブルなども積んでいます。ちょっとした時に使うかもしれないからですが、網よりは使いますね。特にピクニックマットはあると重宝します。 遊びに行った時などもそうですが、汚れた物や重い物など、荷物を積む時に敷くことも出来ますね。 使用頻度からマット以外は積む必要性はあまりない(燃費も悪くなる)と分かっているのですが、載せっぱなしです。意外とそのような方も多いのではないでしょうか? 私の友人にはキャンプ道具一式を積んだままにしている方もいます。 子供が大きくなると、休日でも部活などがあり、なかなか家族で旅行に行くのも難しくなりますね。また子供も親よりも友達と遊びたいと思っていると思います。独り立ちする上で通る過程なので温かく見守っていきたいですね。それでも、子供たちは母親とはよく話をしているので、安心しています。父親としては、それがちょっと癪に感じますが、仕方ないと思っています(笑)。父親は気を使っているのだけど、子供たち(母親も)は気付いてはいないですね。 そう言えば、今年はまだハゼ釣りに行っていません。子供が小さい時は一緒に行っていたのですが、たぶん誘っても断られると思うので、一人で行くことになりますね。潮目と天候次第ですが、そろそろ行きたいですね。 |
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残暑お見舞い申し上げます | ||
2024/8/16 | ||
去年に続き、今年の夏も猛暑になっていますね。 家を3日ほど留守にしたところ、鉢植えの植物がダメージを受けてしまいました。すぐに水やりして回復してきたものもありますが、一部枯れてしまったものもあります。「サクラモコモコ」は以前の元気はないものの、何とか回復しそうです。 地面に植えてある植物は比較的元気ですが、よくよく見ると「紅きらり(サクランボの木)」などの樹の葉が黄色や茶色に変色しているものが見られます。地植えであっても、植物にとっても暑すぎる気温なのだと思います。 エアコンの室外機にアルミを貼った発泡スチロール製のカバーを付けていたのですが、2年経つとアルミ部分が劣化して剥がれてきてしまいました。そこで、室外機の天板部に敷く塩化ビニール樹脂製の遮熱シートに替えてみました。商品のパッケージには「遮熱効果が約28℃。耐久性に非常にすぐれています」と書いてあり、期待して設置しましたが、その効果についてはまだよく分かりません。ただ日中でもこのシートの上からだと手で触れるぐらいなので、効果はあるような気がします。室外機にシートを取り付けた見た目は、発泡スチロールカバーよりもすっきりとしていて、断然、こちらの方が良いですね。 まだまだ厳しい残暑が続きますが、皆さま、体調には気を付けてご自愛ください。 |
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桑の実酒の仕上 |
2024/8/9 |
前の記事(桑の実酒
2024/5/31)で桑の実酒を仕込んだことを記事にしました。 2リットルと4リットルの瓶にお酒を仕込みましたが、2ヶ月経ったので、漬けておいた桑の実を取り除く作業をすることにしました。そのまま漬け込んでいても構わないのですが、果肉からエキスが十分に出ており、お酒を綺麗に仕上げるために実を取りだします。 その前に少し試飲してみることにしました。2リットル瓶の方が実の密度が高かったので、その密度の差で、お酒の味や風味にどのくらい違いが出るのか確認したかったからです。 2つの瓶から少量を取り出し、それぞれグラスに入れ、まずは色を比べてみます。深いガーネット色で、見た目は殆ど変わりませんでした。そして、香りと味を比べてみますが、これも殆ど変わりませんでした。僅かに2リットル容器にあった方が果実感が濃いようにも感じましたが、それは密度の差を知っていたからそう思えたのであって、たぶん目隠ししていたら違いが分からないように思います。 桑の実自体、甘みや香りが控えめなので、それほど違いは出なかったのではないかと思います。 お酒の味自体は、甘さ控えめで、桑の実の香りが口の中でほんのりと漂います。仕込んだ後で氷砂糖が多かったかなと思っていたのですが、丁度良い口当たりになっていました。 実を取り除けば両方合わせて4リットル瓶に入りそうだったので、1瓶に合わせることにしました。 別の4リットル瓶の口に金ザルを載せてお酒を濾すと、案の定4リットル瓶に収まりました。果実酒は3ヶ月間ほど寝かすと良いそうなので、このまま更に1ヶ月寝かせてみることにします。 取り除いた実を一つ摘んで食べてみたのですが、エキスが出てしまったためか、ぼんやりとした味で、アルコールを感じるあまり美味しいものではありませんでした。実は26cmの深型のフライパンに1杯ほどあり、そのまま廃棄することも考えたのですが、取り敢えず、ジャムに加工してみました。 ジャムにする過程で気付いたのですが、灰汁が全く出ませんでした。収穫した桑の果をそのまま煮ると苦味成分を含んだ灰汁がでるのですが、お酒に漬けることでその成分も溶け出していたのですね。灰汁と言うと悪い印象がありますが、ポリフェノールを含んだエキスで、果実酒の個性を形付ける成分の一つなのです。 灰汁取りすることもなくジャムは完成しましたが、エキスが抜けた分、果汁の量が少なかったです。たまたまグラニュー糖が足らず、不足分はサトウキビ糖を使ったのが良かったのか、まずまずの味になりました。たぶん全てグラニュー糖で作っていたら、きっとコクのないものになっていたような気がします。ジャムはヨーグルトやアイスのトッピングに使っても良さそうです。 桑の実酒が1ヶ月後にどのように変わるのか、楽しみです。 |
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小旅行用バッグ | ||
2024/8/2 | ||
これまでは1~4日ほどの小旅行には大き目のリュック(30リットル)を使っていたのですが、友人から、容量は21リットルですが、ほぼ未使用の車輪とハンドルキャリー付きのリュックを譲り受けたので使ってみました。 一言でいうと、「楽」です。道路や空港など舗装されているところでは引いて移動でき、舗装されていない場所ではリュックにして背負えるのが良いですね。また、車輪とハンドルが付いて重量は1730gで、単体ではこれまで使ってきたリュックの方が軽いのですが、荷物を入れるとそれほど重さは変わらないぐらいに感じました。 一番の違いは、やはり荷物を引いて歩くのと、肩に背負って歩くのでは、体に掛かる負担に雲泥の差がありますね。 小旅行にわざわざキャリー付きのバッグは必要ないと思っていたのですが、使ってみて一気に考えが変わりました。 たぶん、それは年齢のせいでもあると思います。若く好奇心旺盛なころは、普通のリュックの方が機動的で、あちこち歩きまわるのに適していたのですが、年を取って体力の低下した現在では、肩に重さを感じることで疲労度が増します。普通のリュックからキャリー付きに替えると、本来の意味とは異なりますが、まさに「肩の荷が降りた」と言う感じになります。年には勝てませんね(笑)。 また暑い時期なので、キャリーで引けば背中が蒸れないので助かりました。なので疲労度は大きく軽減されたと感じます。 頂いたものなので贅沢は言えないのですが、側面の収納ポケットにペットボトル入れが付いているのが、本体内部に荷物をいっぱいに詰め込むと、全く使えなかったのが惜しまれます。その状態で入れられる物は、せいぜい折り畳みマップやメモ帳ぐらいですね。 それでも使ってみて本当に楽で良かったと思えました。 勿論、友人には感謝を添えてお土産を渡しましたよ。 舗装された場所の移動が多いのであれば、キャリー付きは便利ですね。 もう少し容量の大きいキャリーリュックが欲しくなってきました。 ※今回使用したキャリーリュックは下記のPR商品とは別物です。 |
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巣箱の掃除 |
2024/7/26 |
今年、シジュウカラの抱卵は1回だけでした。幼鳥が巣立ってから、次の抱卵があるかもしれないので、巣箱をそのままにしていたのですが、その気配はありませんでした。 時々シジュウカラを見かけるのですが、5,6羽ほど一緒にいるので親子で行動しているようです。無事に子育てが続いているようなので、抱卵は1回だけだったのだと思います。 幼鳥は巣立ってから1週間の生存率が低いそうです。初めて接する外の世界で、カラスなどに襲われたり、怪我をしたり、迷って親元から離れたりするからですね。若鳥が親鳥と一緒にいるのは夏の終わりごろまでだそうですので、もうしばらく家族の姿を見られそうですね。 そのシジュウカラがいた巣箱を掃除することにしました。 木から外した巣箱の前面にある扉を開けると、中一杯に、もふもふした柔らかな巣がありました。巣はコケや動物の毛で出来ていました。小さな体でこれだけの量の巣材を集めて敷き詰めていたのですね。中はことのほか綺麗で、フンなど一つもありませんでした。子育ての最中、親鳥がフンを口に銜えて巣箱から飛び出す姿が頻繁に見られたので、それも納得します。子のために清潔な環境を維持していたのですね。 巣を取り出してから、散水用のシャワーノズルを使って巣箱を洗いました。それから消毒のために天日干ししました。熱湯消毒した方が確実ですが、夏の強い光と熱があれば、それほど気にしなくても良いと思います。その日は良く晴れた夏日で巣箱はすぐに乾きました。巣箱の屋根の板が割れていたのですが、補修用の板がなく、隙間はそれほど大きくなかったので、取り敢えずそのまま元の木に設置し直しました。これから寒くなるまでシジュウカラが中に入ることは殆どないと思いますが、いつもこの場所に巣箱があると認識してもらえればとの思いからです。 冬までに、補修するか、新しい巣箱を掛けようと思います。 |
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カタツムリ |
2024/7/19 |
梅雨明け宣言が出されましたね。 さて、梅雨というと連想されるカタツムリですが、随分前からあまり見かけなくなったように思います。広い公園などに行くと見つけたりするのですが、自宅周辺では見かけないですね。 玄関の前に置いてある鉢の近くにナメクジがいるのは何度も見ているのですが、貝殻の付いたカタツムリは見ないのです。ナメクジもカタツムリもジメジメした湿度の高い環境を好むので、どちらもいそうな気がするのですが、いないのです。 因みに両者は、分類上「ナメクジ科」と「カタツムリ科」で別に区分されていますが、同じ「軟体動物門、腹足鋼(ふくそくこう)、有肺目(ゆうはいもく)」です。 なぜ、カタツムリがいないのだろうと考えたのですが、私の自宅周辺は宅地整備した後に分譲住宅として建てられた家が多く、たぶん宅地整備したことでカタツムリの住環境が損なわれていなくなってしまったのだと思います。 カタツムリは湿度の高い場所、例えば落ち葉の溜まった木の根元や、雑草が茂って土の表面が乾かない場所などに住みますが、宅地整備でそのような場所を失い、長距離を移動できる能力を持っていないので、そのエリアでは滅んでしまったのでないか、また移動能力が乏しいことから別の場所から入ってくることも難しく、自宅周辺ではいなくなったのではないかとの考えに至りました。 カタツムリにとっては一度環境を失ってしまうと、その後同様な環境に戻ったとしても、そこで繁栄するのはかなり難しいのだと思います。 では、何故ナメクジはいるのかと言うところですが、おそらく庭木や草花の植栽時に葉等に付いてきた(卵も)のだろうと思います。 実は同様なことが実家周辺でもありました。 私が子供のころ、梅雨になるとキセルガイと言う三角錐の貝殻を持つカタツムリの仲間が沢山見られました。その頃の私にとっては、キセルガイがカタツムリでした。たまに丸い貝殻のカタツムリを見つけると嬉しくて家に持って帰ったほどです。 因みにキセルガイは分類上「キセルガイ科」です。そのキセルガイも今ではあまり見なくなってしまったのです。 キセルガイについて調べてみると、亜種も多く、また固有種も多いことが分かりました。実家のある県のデータを見たところ、地域ごとに異なる種が生息しているのが分かりました。カタツムリと同じく移動能力が乏しいことから限定された地域で独自に繁栄・進化し、その結果、固有種が多いということなのではないかと思います。 そう考えると、それらを見ないからとむやみに移動させてはいけないと感じました。移動先の環境に適応出来るかどうかの問題に加え、在来種への影響も考えなくてはならないからですね。 それはカタツムリにも言えると思います。因みにカタツムリも全国で1000もの種類が確認されているそうです。 このように考えると、自宅周辺にカタツムリが見られるのは何時になるのか分かりません。でも、可能性はゼロではないと思います。カタツムリの卵が付いた落ち葉などが運ばれてきて、そこから増えることも考えられますからね。 最後に一応書いておきますが、陸生貝類(カタツムリやナメクジなど)は線虫という寄生虫が付いていることがあります。線虫は人間にも感染するので、カタツムリなどを触ったら、必ず手を洗うようにしましょう。習慣付けられていない幼児は特に注意が必要ですね。心配なら見るだけにしましょうね。ただ必要以上に怖がることはないです。むしろカタツムリを見たことがない子供が増える方が心配ですね。 いよいよ夏本番です。 |
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ブラックベリージャム |
2024/7/12 |
ブラックベリーのジャムを作りました。ブラックベリーは真っ黒になると食べ頃なのですが、軽くつまんで引っ張ると茎から外れる物を収穫します。そのため、一度に獲れる量はそれほど多くなく、収穫した実を洗って冷凍保存しておいて、ある程度溜まったらジャムにすると良いですね。勿論、収穫したてを食べても良いし、冷凍ベリーをヨーグルトやアイスクリームにトッピングして食べても良いですね。 ブラックベリーをそのままジャムにすると固い種の食感が残り、人によって美味しさが半減してしまいます。私の子供もそれを嫌がっていました。なので、ひと手間加え、種を取り除いてジャムにすることにしました。 作り方 (1)冷凍ブラックベリーを鍋(フライパン)に入れる (2)弱火でブラックベリーが柔らかくなるまで煮る (3)(2)を濾し器(金網)に通し、残った実をヘラや泡だて器を使い実を潰すようにしながらさらに濾す (4)(3)を鍋(フライパン)に入れ、グラニュー糖を加えて煮詰めていく (5)(4)に少々レモン汁を加えてさらに煮詰める (6)粘度が出てきたら完成(ヘラで鍋底を擦ると軌跡が残るぐらいになればOK) グラニュー糖の量は時折味見しながら調整してください。(温かい時は甘味を感じやすいので、砂糖の量を少し多めに入れると丁度良くなります) ※濾した残りは何か使えないかと少しスプーンにとって食べてみましたが、種の固いつぶつぶ食感が気になり諦めました。どなたか良いアイデアがあれば教えてください。 ジャムは市販サイズの瓶で2瓶できました。 ブラックベリーが終わると、夏本番になります。 私の子供の頃に比べると、夏の暑さは各段に厳しくなっていると感じます。皆さま、体調には気を付けてくださいね。 バニラアイスクリームにブラックベリージャムをトッピングして食べるのも良いですね。 |
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今年のベリー |
2024/7/5 |
Café
WALKABOUTをオープンした時の最初の記事は「初夏の恵」の題で庭のベリー類とそのジャムに関するものでした。 今年もベリー類で一番最初に実を付けたのはジューンベリーです。5月の中旬くらいから結構生っていたのですが、6月初旬には終わり、今年はジャムを作りませんでした。 去年の猛暑で元気がなくなっていたラズベリーは、それでも6月初旬から少ないながら実を付け、小さい瓶で1本分のジャムを作ることが出来ました。新しいシュートが出てきているので、このまま回復してほしいと思っています。 ブラックベリーは実がようやく色づいてきました。黒くなってきたものも数個ありましたが、まだ固く食べ頃はもう少し先ですね。今年もジャムを作りたいと考えているのですが、種が気になるので、ひと手間かけて、裏ごしして種を取り除こうと思っています。 ブルーベリーに関しては花はそれなりに咲いたのですが、花粉を媒介する虫(蜂等)があまり来なく今年も結実数が少なさそうです。2本植えているのですが、開花時期が重なっていないのも理由ですね。(ブルベリー農家さんに1本ではなく種類の違う樹を複数植えた方が実がなり易いと教えてもらったのですが、狙い通りにはいっていません) 4週前の記事「桑の実酒」で桑の実(マルベリー)について記しましたが、その後、ジャムも作りました。今年は豊作だったので廃棄(落ちてしまったもの)した量の方が多かったですね。 2週間前になりますが、ほぼ実が落ちたので伸びた枝を剪定しました。 ブラックベリー この季節はベリーが楽しめるのが良いですね。 ”Berry, my love so sweet.”(※サザンオールスターズ いとしのエリーより)なんて歌いたくなりますね。なんちゃって、題の「今年のベリー」ともどもオヤジギャグでお恥ずかしい・・・。 この曲は もはやオールディーズですね。若い方は知らないと思いますが、1989年に、レイチャールズがカバーしたのをCM(確かサントリー)でやっていて、渋くてとてもカッコよかったのを思い出しました(脱線しすぎでゴメンナサイ)。 ついでの話ですが、サクランボはそれなりに実を付けたのですが、雨風で緑色に膨らんでいたものが落ちてしまい、数個しか残りませんでした。その数個も色が付いてきた頃にメジロに食べられ、辛うじて残り1個を収穫して下の子に食べさせました。サクランボ農家さんの苦労が分かるような気がしました。 農家さんではないので、収穫が無くても(野鳥に収穫されても)それはそれで良いと思っています。収穫できれば、自然がくれたご褒美という感じですね。 先週記事に書きましたが、裏庭の雑草取りをしました。本庭もやろうと思ったのですが、蚊が出てきたので諦めて次回にすることにしました。 その日は風が比較的あって、裏庭は風が抜けるので蚊は気にならなかったのですが、本庭は裏庭と比較して風が通りにくいからなのだと思います。次は2・3ヶ所、蚊取り線香を置いて作業しようと思います。 まだ梅雨は開けていませんが、7月と聞くと「夏」を感じますね。 |
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フクロウ | ||||
2024/6/28 | ||||
夜にPCの前で、今回の記事は何を書こうかなと考えていたところ、開けてあった窓の外から不意に「ぎゃぎゃ」と言う声が聞こえてきました。それほど尖った声ではなかったのでニュアンス的に「ギャ」ではなく「ぎゃ」の方が伝わるかなと思いそう書いてみました。 「あれ? もしかしたら・・・」と思い、網戸を開けてバルコニーに出て暗い辺りを見回していると、夜空に鳥が1羽、音をたてずに飛んで行くのが見えました。面積の広い翼で、風切り羽がはっきり見えました。お分かりになった方もいるかもしれませんね。そうです。フクロウです。すっかり忘れていましたが、過去に何度か見たことを思い出しました。頻度は非常に少ないのですが、いつも暑い時期に出会ってますね。 フクロウは留鳥ですが、食物連鎖の上位者なので、食物確保から考えても、縄張りとして広大なエリアが必要になります。暑い時期は、夜になると多くの昆虫が街灯に寄って来ることから、昆虫やそれを狙うヤモリやトカゲなどを捕食するためにやってくるのだろうと思います。 近隣には木が茂る広めの公園や神社が点々とあるので、どこかにきっと巣があるのでしょうね。 ちょっと嬉しい気分になりました。 暑い季節に入ってきました。庭の雑草が伸びてきているので、そろそろ草取りが必要かなと思っています。蚊の防止にもなるので、本格的に暑くなる前にやっておきたいですね。 【お知らせ】 本日(6/28)から7/2の5日間、Amazonで販売している私の作った絵本(かっこいいサイ/Cool Rhino)の無料キャンペーンが 実施されます。 良かったら、この機会に見ていただければ嬉しいです。 【PR】 |
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動物の言葉 |
2024/6/21 |
シジュウカラは言葉を使うと以前の記事に書きましたが、最近のニュースで、アフリカゾウは名前を使うことが分かってきたようです。 当該ニュースに書いてあったのですが、研究者はゾウの観察を初めて間もなく「特定の個体に呼びかける方法があるのではないか」と考えるようになったのですが、それを証明する方法が分からずにいたそうです。やはり、きっかけは研究者にそう感じさせるものがあったからで、偶然発見したものではなかったのだと思いました。 言葉を使う動物は環境や行動様式など、様々な影響を受けながらその能力を獲得・進化させてきたのだろうと思います。また、動物の言葉が直ちに人間の言葉に置き換えられるものではないと言うのも想像できます。 なので、その証明方法を考え出すのは本当に大変なことなのだと思います。 しかし、イルカやインコなども言葉を使うことが知られていますが、これからもこのようなことが、他の動物でも発見されていくのではないかと思います。 個人的な想いですが、言葉はコミュニケーションの手段であることから、グループで生活する動物、例えばライオンは言葉を獲得している可能性が高いように思います。それは、組織的に狩りをすることや、親以外の個体が子育てに関与したりすることから、コミュニケーションを取る上で何らかの言葉が必要と考えられるからです。口の形状から人間のように複雑な音を口から出すことは難しいと思いますが、音ではない言葉(人であれば手話だって言葉ですね)も組み合わせているかもしれません。 しかしながら、例えばシマウマやヌーなどは群れていますが、行動はライオンほど統率されたものではないことから、もしも言葉があっても単純なもののように思います。天敵が現れた時に警戒音を発したりしますが、それはシグナルであって、言葉の範疇に入れるのには疑問が残ります。言葉を言語と捕らえた方が理解しやすいように思えます。 余談ですが、オオカミに育てられた2人の兄弟がいて、発見された当時、2人は独自の言葉を使っていたと言う記録が残っています。人間には言語を構築する能力が備わっているからだと思いますが、もしかしたらオオカミも社会性のある動物であることから、オオカミ語なるものがあった可能性だって考えられます。つまり、2人はオオカミ語の文法で話していたかもしれません。今では知る由もありませんが…。 生物について教科書で学んだことはほんの一部で、まだまだ未知の領域が多いと思います。時には既存の知識が間違っていたなんてこともあります。 私が子供の頃は、人間を「万物の霊長」と言い、どの生物よりも賢く偉いと言う考えが一般的でした。今それを思うと、近視眼的で一面的な見方しか出来ていなかったと感じます。そのような驕った考え方が真実を見る目を曇らせていたのだと思います。しかし一方で人間の発明したテクノロジーを活用することで真実が明らかになってきたと言うのも事実ですね。 久しぶりにマサイマラのゾウ達を思い出しました。いつかまた会いたい。そう思っています。 ※掲載の写真はケニアのマサイマラ国立保護区で撮影したものです。 【参考】 ナショナルジオグラフィック 〇解説:ゾウは「名前」を使うと判明、イルカやオウムと大きな差も | ナショナル ジオグラフィック日本版サイト (nikkeibp.co.jp) natureasia.com 〇動物学:アフリカゾウは名前のような呼び方で互いを呼び合う | Nature Ecology & Evolution | Nature Portfolio (natureasia.com) 〇動物学:アフリカゾウ同士はどう挨拶するのか | Communications Biology | Nature Portfolio (natureasia.com) 京都大学 〇シジュウカラに言語の核:2語を1つにまとめる力(併合)を確認 | 京都大学 (kyoto-u.ac.jp) 〇文法を操るシジュウカラは初めて聞いた文章も正しく理解できる | 京都大学 (kyoto-u.ac.jp) |
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古いPCをWindows11にアップグレード |
2024/6/14 |
試しに購入したWindows11を導入した古いノートパソコン(3/29記事「古いノートパソコン」参照)は特に問題なく動作していることから、現在サブ機として使用しているIntel
Core第6世代CPU(Skylake)搭載の古いデスクトップPCをWindows10から11にアップグレードしてみました。 このPCは11にアップグレードできるか「PC正常性チェックアプリ」で確認したのですが、「要件を満たしていない」と診断されたものです。しかしその後、CPUが64ビットであれば、要件を満たしていないと診断されたPCでも、手動でOSをアップグレードできる方法があることが分かりました。その場合、不具合等が発生したとしても保障の対象外となります。 なので、要件を満たしていないPCの10から11へのアップグレードは自己責任の上で行うことになりますが、10のサポート期間は残り1年ほど、試しに購入したノートパソコンに特に不具合は発生していないこと、もしも使えないようなら、10に戻し保証期間が来るまで使い、その後Linuxにすることも考えられるので、無料で11にアップグレードできる期間が終わらない内にやってみようと思った訳です。(現在、期限は明示されていません) 手動でのアップグレードは思っていた以上に簡単でした。Microsoft社からWindows11のディスクイメージ(ISO)をダウンロードし、ダウンロードしたフォルダの中身をコピーして、別に作成したフォルダに貼り付けます。その後、新たなフォルダの中にある「条件をチェックするファイル」の中身を書換え(削除)てから、インストールします。 ※他に、これまでの環境を引き継がないクリーンインストールの方法もあります。 詳しい方法は、ネット検索するとすぐに見つかります。但し、繰り返しになりますが、自己責任と承知の上で行うことが前提です。 使用感ですが、当該PCのCPUはノートパソコンのよりも一世代前になるのですが、反応など何ら変わりません。インストールしているアプリも使えています。また、通常のWindowsアップデートもできています。いまのところなんの不具合もなく使えています。今後、大型アップデートがあった場合に対応できるのかどうかですね。いつまで使えるかは分かりませんが、まだ使えそうです。 ※この記事は、要件を満たさないPCのWindows11へのアップグレードを推奨するものではありません。実際に行った結果と個人的な感想を述べたものです。 参考:Windows 11 をインストールする方法 - Microsoft サポート 【追伸】 前回記事のKDPでの紙の本(ペーパーバック)が出版可能になりました。 |
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絵本(KDPで出版) | ||||
2024/6/7 | ||||
画像編集ソフトの「GIMP」を使ってデジタル絵画を作成していると以前の記事に書きましたが、ようやく完成し、絵本をAmazonのKindle
Direct Publishingで電子書籍として出版しました。 もし良ければサンプルだけでも見て頂けたら嬉しいです。なお、英語版の方はテキストをポップアップ表示するようにしているのですが、Kindleアプリでなければ見ることができないので、Kindleを使っていない方はテキストなしの絵だけが表示されます。 今回は紙の本の出版もしてみようと思ったのですが、紙の絵本の標準的なページ数は16ページか32ページであることを初めて知りました。 書籍は一般的に二つ折りの紙を4枚重ねた「折丁」と呼ばれるものが集まって出来ており、「折丁」は4ページ分(外2・内2)なので、その倍数がページの基本枚数となるようです。 絵本の多くは16ページか32ページになっていて、対象年齢が3歳以下では16ページ、4歳以上になるとストーリーを理解して読み進められるので32ページになっているそうです。 確かに家にある絵本を確かめてみるとそのようになっていました。紙の出版にも色々な制約があるのですね。大量に印刷することを考えると、当然と言えば当然です。 因みに、KDPでは24ページ以上でないと紙の出版はできないようです。なので、16ページの絵本はKDPでは出せませんね。 ページ数の制約があることから、電子書籍と紙書籍の内容が大きく変わらないように電子書籍の画像数を調整しました。見開きページ(2ページ分)として15画像を使い、片面になる1ページ目と最終ページ(32ページ目)用の画像を加工・編集しました。それから、表紙・背表紙・裏表紙が一体になった表紙用の画像が必要なので、それも作成しました。 このようなことから、電子書籍の方が随分作成するのが簡単だなと思いました。表紙と原稿のデータが出来たのでKDPにアップしてみたのですが、最初はエラーが出てしまいました。画像の大きさが少し合っていなかったのです。そのためサイズ調整し、再度アップするとエラーが解消されました。その後、プレビューワーで本のイメージを確認し、問題なければ次の段階の販売価格等の設定に進みます。印刷には原価が掛かるのですが、設定画面に1冊あたりの原価が表示されます。それに印税率を考慮して価格を決めるのですが、販売価格を入力すると、印税額などが自動計算されて表示されるので、とても分かりやすかったです。原価が掛かるので、電子書籍より高い販売価格になるのは仕方ないですね。 その後、Amazonの最終レビューがあったのですが、原稿のサイズ修正が必要とのことで、現在修正中です。私の確認不足でマージン分が足りていませんでした。自分のミスですが、なかなか簡単にはいきませんね(笑)。 紙の本はまだですが、電子本でも紙の本でも、もしも読んでもらえて少しでも子供たちが笑顔になってくれたら嬉しいですね。 参考:セルフ出版 | Amazon Kindle ダイレクト・パブリッシング 余談ですが、上記手続きの過程で、AIを使用しているかどうか申告する項目がありました。 文章も画像もAIを使って簡単に出来てしまう世の中になり、著作権の問題もあって、そのような対応が必要になってきたのだろうと思います。 AI使用について、今は問題となっていなくても将来的に問題となる可能性もあるかもしれないので、企業としては自己申告させることでリスク回避をしているのだと思います。 これまで全然気にしていませんでしたが、実際は、私が考える以上にAIを使った作品が多く世の中に出回っているような気がします。そこに創造性があるのか、疑問は尽きないですね。 「我々はどこに向かっているのか」 ゴーギャンの絵画を思い出しました。 AIであれば、彼の作品を学ぶことでゴーギャンタッチの絵画も作れてしまうかもしれません。そこに彼の生きざまを映した創造性があるとは到底思えません。 地球温暖化もそうですが、人類は思想や価値観、生き方の大転換期に差し掛かっているような気がします。 これまでのように次世代にツケを回し続けるのだけはしたくないものです。つくづく無力を感じますが、それでも子供たちに向けて何か残せたらと思っています。それが取るに足らない絵本であっても、自己満足かもしれませんが、自分のやれることとして作品作りを続けていけたらと思っています。 なんだか理屈っぽくなってしまいました。普段からそのようなことを考えている訳ではなく、たまたま出版という作業の中で、世界や社会の激しすぎる変化を意識させられたと言うのが正直なところです。自分の知らない内に既に色々なものが浸透しているのだと思います。テクノロジーが問題なのではなく、それを使うのは人間なので、人間次第ですね。結局、最後はそこに到達してしまいます。 「我々はどこから来たのか 我々は何者か 我々はどこへ行くのか」ポール・ゴーギャン ※ここでは2枚の原画を掲載しています。 |
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桑の実酒 | ||
2024/5/31 | ||
桑の実が黒く熟してきました。今年は実がたくさんなって、その重みで枝が垂れています。道路側に伸びた枝から実が落ちるので、朝方に掃除をするのですが、すぐにまた落ちてきます。 それもあって、桑の実を収穫することにしました。黒くなった実をざっと取ったのですが、あっという間にザル一杯になりました。まだ熟していない実がたくさんあるので、掃除が楽になることはなさそうです(笑)。 収穫した実を量ったところ、1.5kgほどありました。はじめ、ジャムにすることを考えていたのですが、果実酒にできないかと思いました。確か、ベリー類の果実酒があったような気がしたからです。ネットで調べてみると桑の実酒の作り方がすぐに出てきました。梅酒を作るのと同じ方法で、想像通りでした。どのような味になるのか分かりませんが、試しに桑の実酒を作ってみることにしました。 桑の実を収穫すると実に軸が付いています。作り方では、軸を取るというものと、軸を付けたままでも良いと言うのもありました。初めて作るので、少しばかり丁寧に作ろうと思い、軸を切り取ることにしました。軸の有り無しの違いは、見た目と、たぶん漬けた果実を食べた時の触感ではないかと思われます。1.5kg分の実の軸を全て取るのは、結構大変でした。でも、漬けた実を使ってジャムにすることも出来そうなので、ジャムにすると思うと手間は同じですね。 桑の実酒を作るには、桑の実、ホワイトリカー、氷砂糖と、それらを入れる容器があれば出来ます。 容器は煮沸消毒するか、少量のホワイトリカー(アルコール度数の高めの酒)を入れて容器内を洗います。その中に桑の実、氷砂糖の順で入れます。氷砂糖の量はお好みで、甘さ控えめが良ければ少な目にします。氷砂糖を入れないのが好みの方もいるようですね。 実がたくさんとれたので用意した2リットル容器では入りきれず、別に4リットルの容器を急遽買ってきて残りを漬けました。氷砂糖を1㎏買ってきたので、 2リットル容器に目分量で桑の実を500g、氷砂糖を350g程度入れ、4リットル容器には残りの桑の実1㎏と氷砂糖650gを入れました。それから、2つの容器にホワイトリカーを注ぎ蓋をすれば作業終了です。 写真を見ると分かりますが、2リットル容器には実がぎっしり入っています。実の密度の違いで味がどう変わるのか、気になりますね。 1ヶ月ほど待てば飲めるようになるそうですが、3カ月以上熟成させると美味しいと書いてあったので、気長に3カ月待ってから飲んでみようと思っています。今から楽しみですね。 |
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ダイニングチェア座面の張替 | ||||
2024/5/24 | ||||
ダイニングチェアの座面に張ってある人工皮革の布が破れていたので、布を張替えることにしました。座面の張替は結構簡単に出来ます。 張る布は座面を覆いかぶせる大きさがあれば何でも良く、例えば使わなくなったカーテンなどを切って使っても良いですね。私は気に入った色の帆布を購入しました。以前に張替した時には抹茶色にしたのですが、今回は濃いめの紫色にしてみました。買った帆布は防水加工はされておらず、飲み物や食べ物を落とすとシミが付いてしまうので、今回は濃いめの色にしたのです。そうとは言え、帆布はそれほど高いものではないので、汚れたらまた張替えれば良いぐらいの気持ちです。 次に必要なのがクッションです。元からあるクッションは経年劣化でかなりへたっていると思われるので、座り心地を考えると替えた方が良いですね。クッションは2種類あって、しっかりした固めのチップウレタンと、スポンジウレタンです。それを座面に乗せて布で包むのですね。それに加えて椅子の裏地に張る布がセットになって売られています。座布もセットに含まれているものもあります。 必要な道具は以下になります。 ・ガンタッカー:布を座面に留めるのに使います。大きなホッチキス(ステプラー)のようなものです ・ハサミ:布やウレタンを切りだします ・マジックペン:ウレタンを切り出すための切り取り線を描きます。 ・六角レンチ:座面の着脱時に使います(椅子によってはプラスドライバー) ・マイナスドラバー:座布を張り付けているタッカー針を取り外すのに使います ・ラジオペンチ:タッカー針が折れた場合に、針を挟んで引き抜きます ・紙やすり:ウレタンクッションが座板に接着剤で貼付けられている場合があり、座板に残った接着剤を取り除くために使います ・ハンマー:打付けたタッカー針が浮いていた場合に針を叩いて打ち付けます 作業工程 ①座面を外す ダイニングチェアをひっくり返し、座面と本体枠を留めているネジを六角レンチで外し座面を取り外します。 ②古い座布を取り外す 座面を裏返し黒い裏地布と座布を外します。どちらもタッカー針で留められているので、マイナスドライバーを使って取り外します。針が劣化して折れる場合があるので、その際はラジオペンチで針を引き抜きます。 ③古いクッションを取り除く 初めて座面を張り替える椅子の場合は、ウレタンクッションが接着剤で座板に貼付けられている場合が多いです。まずは手でクッションを剥がし、座板に残ったウレタンをマイナスドライバー等で削るように剥がし、仕上げに紙やすりで残った接着剤を取り除いて滑らかにします。 ④クッションを切り出す チップウレタンの上に座板を載せて、マジックペンで座板の縁に沿って線引きし、線に沿ってハサミで切り取ります。次に スポンジウレタンの上に座板を載せて、座板の縁から10㎝ぐらい大きめに線引きし、ハサミで切り取ります。スポンジウレタンは圧縮できるので、大き目に取って座面に押し込むとクッション性が良くなります。また、スポンジウレタンで座板の角を覆うことで座り心地が良くなります。 ⑤座布を切り出す 布を広げ、その上に二つのクッションと座板をのせ、それらを包めるぐらいに布を切り出します。大きめに切ると失敗しません。また布がそれほど大きくなければ、この工程を省くことも出来ます。 ⑥座布を座板に張る 座布の上にスポンジウレタン、チップウレタン、座板の順に乗せます。座板に体重をかけてスポンジウレタンに負荷を掛けつつ、ガンタッカーで針を打ち込んでいきます。まずは対角線上に打ち込むと作業がやり易くなります。座布の生地を引っ張り、はみ出たスポンジウレタンを内側に押し込むようにして針を打ち込んでいきます。四隅はギョーザの皮を包むように、ヒダを作って留めていきます。タッカーで打ち付けた後、余分な生地はハサミで切り取ります。 タッカー針がしっかり留まっているか確認し、針が浮いていたらハンマーなどで打ち込みます。 ⑦裏地布を張る ⑥で座布を固定したタッカー針を覆う(隠す)ように裏地布をタッカーで留めます。裏面の見た目を気にしなければ、この作業は省いても問題ありません。 ⑧座面を本体に取り付ける ⑦をチェア本体枠に①の逆の手順で取り付けて完成です。 所要時間は40分ほどかかりました。特に②の古い座布を取り外す工程に時間が掛かりました。購入当時のままなので、ガチガチにタッカー針で固定されており、かなりの本数を抜いたのと、劣化で折れてしまいラジオペンチで引き抜く作業があったためです。 新たな座布を取り付ける際は、今後の張替えも考慮し、留め針の本数は半分くらいにしました。 座面が変わると、椅子の雰囲気も変わって良いですね。 |
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巣立ち | ||
2024/5/17 | ||
土曜日にシジュウカラの親鳥が頻繁に餌を咥えて鳴く姿があり、巣箱の穴から幼鳥の顔が見えたりと、巣立つ兆候が見えたのですが、その日に巣立つことはありませんでした。 翌日の日曜日も朝から親鳥が忙しく餌を持ってきたり、呼びかけるように鳴たりしていたのですが、子供はなかなか姿を見せませんでした。昼頃になると親鳥は諦めたのか、呼びかけるように鳴くことが少なくなり、餌を持って何度も巣箱を往復するようになっていました。 それを見ていて、私が巣立ちは明日なのかなと思い始めた頃です。親鳥が餌を与えて巣箱から飛び出した後から、追うようにひな鳥が顔を出し「ビビビ、ビビビ」と餌をねだるように鳴いたのです。それから穴から身を乗り出すように頭を出して辺りを見回し、それから頭を引っ込めました。 そのようなことを何度か繰り返していたところに親鳥が戻ってきました。親鳥は子供が顔を出しているのが分かると、少し離れたところから口に餌を咥えたまま「ヂヂヂヂ」と呼ぶのです。子供はなかなか飛び出そうとしないのですが、親鳥は根気よく呼び続けます。すると、幼鳥は覚悟を決めたのか突然巣穴から飛び出し、バタバタと羽ばたいて隣の家の屋根にたどり着きました。 昨年の巣立ちでは1羽が巣立つと、残った子供たちが追うように次々と飛び出してきたのですが、今回はそうではありませんでした。2羽目はなかなか姿を見せず、親鳥は巣立った1羽を置いたまま、また餌取に飛んで行きました。すると、親鳥の声がしなくなり心細くなったのか、次の子がひょこっと頭を出しました。それから「ビビビ、ビビビ」と鳴いて親鳥を呼ぶのです。 しばらくして親鳥が戻ってくると、先と同じように「ヂヂヂヂ」と子供を呼びます。その間に「ツピー、ツピー、ツピー」ともう一方の親鳥も鳴きました。すると、ぱっと次の子が飛び出しました。そして、巣箱に残る子供たちも追いかけるように次々と穴から顔を出して飛び出していきました。子供は全部で8羽でした。 幼鳥がいなくなると、庭は静かになり何だか少し寂しい気がしました。しばらくすると、親鳥の鳴き声が聞こえ、巣箱の中を覗きに来ました。最後の点検だったのですね。その日は風があったので、皆が無事に合流できていることを願っています。今年も巣立ちに立ち会えたのはラッキーでした。 シジュウカラは2・3回抱卵する(昨年は2回)ので、もうしばらく巣箱はそのままにしておきます。 以前の記事で、シジュウカラの鳴き声はパターンがあって言葉のように聞こえると書きましたが、実際に研究してシジュウカラが言葉を使っていることを証明した研究者がいたのを知りました。シジュウカラを20年近く研究している京都大学の鈴木俊貴さんです。2022年にNHKの番組でも特集されていたそうです。そのような気付きは誰しもあると思うのですが、それをそのままにせずに、深く調べることの大切さを感じます。 因みに親鳥が子供を呼ぶときに発した「ヂヂヂヂ」は「集まれ」と言う意味なのだそうです。観察していると、「ヂヂヂヂ」は色々な場面で使われているので、ニュアンス的には「傍においで」と言う方がより正確なように思います。とは言え、学術的に表すなら「集まれ」になりますね。また声を組み合わせて意味を持たせたり、その組み合わせ方にも法則(文法)があると分かってきています。 簡単に書いていますが、それに至るまでの研究者の試行錯誤や費やした時間を考えると、本当に頭が下がる思いです。そして、身近な生き物でも、私たちはまだまだ知らないことだらけなのだと実感しますね。 |
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クサイチゴ(草苺) |
2024/5/10 |
ゴールデンウイークの後半に実家に帰省したのですが、駐車スペースの隅にクサイチゴが生えていました。
これまで無かったので母に聞いたところ、いつの間にか生えていたそうです。たぶん鳥が種を運んできたのだろうと思います。
クサイチゴは赤い小さな実を付けていました。実は粒々の集合体で、一つ取って食すると酸味の少ない爽やかな甘味が感じられました。 子供のころ、実家の裏山にクサイチゴをよく取りに行ったことを思い出しました。 日当たりのよい場所に繁栄していて、帽子にいっぱい摘んで持って帰りました。帽子に赤い汁液が付かないように、葉っぱを内側に敷いて、そこに実を入れるのです。実は大きいものでも直径2㎝ぐらいなので、子供の帽子とは言え、かなりの数を摘むことになりますが、すぐに一杯になるほど沢山実がなっていましたね。そして持ち帰ってから、母にジャムを作ってもらうのが楽しみでした。母の作ったジャムは、クサイチゴの酸味を生かした爽やかな甘さで、甘ったるい市販のジャムよりも断然に美味しかったです。その経験があったからか、今では私もジャム作りを楽しんでいます(笑)。 しかし、子供のころに沢山あったクサイチゴですが、今ではあまり見かけなくなってしまいました。裏山にはまだ自生していますが、その規模はとても小さくなり所々に見つかる程度です。宅地や環境整備のために減ってしまったのです。なんだか寂しいですね。 それで、クサイチゴが実家に繁殖しているのが見つかり嬉しくなりました。両親は「季節になったら実を楽しめるのでこのままにしておく」と言っていたので安心です。 クサイチゴですが、名前に「クサ」が付いていますが、草の仲間ではなく、木の仲間です。丈が低く草のように見えるのでそう名付けられたそうです。バラ科の落葉低木で、キイチゴの一種です。日本や中国、韓国に分布しているそうで、日本では北海道以外に分布しており、郊外の道端や山野で普通に見られます。なので、見たことがある方も多いと思います。 クサイチゴは地下茎を伸ばして繁殖し、とても丈夫なので簡単に植栽できます。それを考えると、温暖化の影響を受けて、北海道に進出する可能性もあると思います。地球温暖化はニュースで見たり聞いたりする次元から身近に感じられる次元に既に変わってきていると感じます。 その反面、上記したようにクサイチゴを見る機会がどんどん減ってきているようにも感じます。そのどちらもが人間の活動の影響を強く受けていると考えるのは至極当然のように思います。 自宅に帰ってから、実家のクサイチゴを株分けして持ち帰り、庭に植えれば良かったと後になって思っています。それで、もしも散歩の途中で道端や土手などで自生しているのが見つかれば、少し取って植えてみようかなと思っています。自宅周辺では見たことがないので、気長に探そうと思います。散歩する楽しみが1つ増えましたね。 余談ですが、前回記事にしたシジュウカラですが、未だ巣立っていませんでした。今週末あたりに巣立ちがありそうです。 |
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5月の庭 |
2024/5/2 |
庭に設置している巣箱で今年もシジュウカラが子育てをしています。親鳥2羽が忙しくエサを運んできているので、あと1週間ぐらいでヒナの巣立ちがあると思います。昨年は巣立ちの場面に丁度居合わせたので見ることができましたが、今年はGWの後半に実家に顔を出す予定なので、帰ってきた頃には既に巣立っているかもしれません。もしそうだとしてもシジュウカラは2.3回抱卵するので、その後に見るチャンスはあると思います。それでも仕事のない日に限られるので、見られたらラッキーですね。 前の記事(Spring has come! 3/22)に書いた「さくらもこもこ」ですが、ピンク色の花を咲かせました。株はまだ小さいですが、これから茎をたくさん伸ばして大きくなってくれると嬉しいですね。サフィニアと言う種類で、生産者のサントリーフラワーズのWebサイトを見てみると、冬越しは難しい(1年草扱い)となっていましたが、「暖かい地域では冬越しできることもあり、翌年に花を咲かせる場合もあります。」と記載されていました。暖冬だったので冬越しできたようですね。 この花は本当に花を付けている期間が長く、庭を明るく華やかにしてくれます。冬越しできなかったとしても、何度も育てたい品種ですね。先週、新たに1株買ってきて庭に植えました。まだ花は付けていませんが、これから成長して秋まで花を楽しませてくれると嬉しいですね。気になるのは野菜を植えていた場所なので、苦土石灰や肥料を冬に撒いて耕しているものの、土壌が適しているのかちょっと心配です。 それから、口紅紫蘭も花を付けました。小さいですが、綺麗な紫色の花です。 小さな庭ですが、月の遷り変りとともに変化する植物や生き物の営みが感じられるのが好きです。草むしりや枝の剪定など面倒だなと思うこともありますが、終わった後に庭を眺めると確実にやった成果が見られるので、ちょっとした充実感があります。これからも自分のペースで庭いじりを楽しんでいきたいですね。 |
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オーディオセレクター |
2024/4/26 |
昨年、ミニコンポにレコードプレーヤーやカセットプレーヤーを繋げて古い音源を聞いていることを記事にしましたが、
ミニコンポの外部入力端子が1つしかないので、複数の機器を繋げられるようにオーディオセレクターを設置しています。 オーディオセレクターには複数の入力端子がついていて、複数の機器を繋ぐことができます。また出力する機器(入力端子側)を選ぶことで、その機器からの信号がミニコンポに流れる仕組みです。 私が購入したオーディオセレクターは、入力端子4つ、出力端子4つあり、音源ソースを入力側に繋ぎ(最大4台)、4つのチャンネルからセレクトすると出力側に接続した機器に選択した音源が再生されます。出力側には最大4台繋げられるので、例えばミニコンポ1台、ヘッドフォン3台を繋げて、同時に聞くこともできます。そのような使い方はしないと思いますが、ミニコンポを鳴らさずにヘッドフォンで聞く場合には、わざわざコンポの電源を入れる必要はありません。また、音源の切り替えは手前についた「ツマミ」を回すことでできるので、とても便利です。 入力側にはレコードプレーヤーとカセットプレーヤー、25連装式のCDプレーヤーを繋いでいるのですが、1端子空いているので、PCも繋げてみることにしました。有線で繋げるには長いコードが必要になるので、無線で繋げることにしました。ヒントになったのは、スマホの音声を車載スピーカーで流すためのワイヤレスオーディオレシーバーです。レシーバーをカーステレオのAUX端子に差し込んで、スマホとブルートゥース連携させれば車のスピーカーから音が出せます。セレクターの端子の大きさは同じなので、たぶんそのまま接続できると考えました。そして、レシーバーを購入し取り付けたところ、思った通りに接続でき、クリアな音が出ています。 探してみると色々なものが見つかって面白いですね。また、新旧融合した感じがしてなんだか楽しいです。 |
旅行ガイドブック |
2024/4/19 |
先日、棚を整理していると旅行ガイドブックが40冊ほど出てきました。30冊以上は私が結婚する以前の一人旅をしていた頃に買ったものです。多くは「地球の歩き方」と言うガイドブックで、その頃、海外旅行のガイドブックと言えばこの本と言われるくらいに支持されていました。 当該本は情報量が多く、特に都市等の詳細な地図が載っており、旅の下調べや準備をするのにとても助かりました。また、行ってみたい国や場所について調べるのにも役立ちました。実際、本を買っても行っていないことも多々あるのですが、そうやってガイドブックを見ながら彼の地に心を馳せるのも楽しかったですね。 そうとは言え、これらの本の内容は今では古い情報なので、参考にはなるものの、もしも旅に出かけるとしたら、新たにガイドブックを買ったり、インターネットで調べることになると思います。「地球の歩き方」は情報を更新し、現在も刊行されているので、まだ行ったことのない場所に行くときはきっと買うだろうと思います。情報が広範囲にあるガイドブックでまず下調べをして、気になることをネットでさらに調べるのが効率的ですね。 しかし、私は旅に出てしまうとガイドブックを開くことはあまりないですね。そう言う方は結構いらっしゃるのではないかと思います。ある程度記憶していると言うのもありますが、現地の空気や見るもの聞くもの、それらを感じることが楽しくて、本をわざわざ取り出して調べることにそれほど必要性を感じないからだと思います。たぶんそれは、私の好みの旅のスタイルが滞在型だからなのだと思います。忙しく長距離を移動して回る旅はあまり好きではなく、自分のペースで旅を楽しめる滞在型が性に合っているのですね。 なので、当初目的にしていた場所に行けなくても、翌日があるからと思える余裕も生まれ、ガイドブックを見ることも少なくなります。また、滞在中に気が変わって目的の場所には行かずに別の所に行ったりすることだってあります。そのような気持ちの変化も含めて滞在型の旅は楽しいと思います。 ガイドブックを見るとまた海外旅行に行きたいなと思うのですが、今は円安なので、以前のように気軽に行けませんね。 そんな時は、ガイドブックやインターネットを眺めながら在宅トラベルするのも悪くないですね。 古いガイドブック、情報が古いので捨てようかどうか、迷っています(笑)。 |
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紅きらり(サクランボの木) |
2024/4/12 |
前回、サクランボの木について記事にしましたが、調べを進めた結果、「暖地桜桃」は東アジアを原産とする「志那実桜」と言うことが分かりました。しかし、志那実桜の開花時期は葉が出ていない3月初旬なので、我が家のサクランボの木と異なっています。なので当該木は暖地桜桃ではなかったようです。(苗木を購入した時の名札があれば良かったのですが…) そのサクランボの木ですが、開花を始めました。写真で見るように葉は既に出ています。ソメイヨシノの花に比べて、花弁は白くオシベが長いですね。 そこで、ソメイヨシノより遅い4月に花が咲くこと、葉が出た後で開花すること、自家結実することをワードにしてネット検索してみました。該当するものがなかなかヒットしなかったのですが、ようやく「紅きらり」と言う品種にたどり着きました。 「紅きらり」は「レーニア」と「コンパクトステラ」の交配種とのことで、西洋実桜の改良種ですね。 紆余曲折しながらも、ようやく正解にたどり着けたと思います。なんとなく購入した時の名札に書いてあったような気がします。 この種は品種登録出願されたのは2006年8月なので、まだ18年しか経っていない新しい品種だったのですね。調べてみて初めて知ることが多くて、なんだか嬉しい気持ちになりました。そして当たり前のように見たり食べたりしている植物が、品種改良を重ねて生まれた、人の叡智が詰まったものだと認識させられました。 たまには家の周りの植物を調べてみるのも良いかもしれませんね。小さな発見や驚きがきっとあると思います。 ジューンベリーの花も咲きました。今年も美味しい実が沢山なると嬉しいですね。 |
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サクラ |
2024/4/5 |
今年は桜の開花が早くなりそうと言われていましたが、3月の気温低下の影響で遅い開花になりましたね。近所の桜はようやく満開になってきました。丁度、入学式や入社式と重なり新しい門出に花を添えるようで、それはそれで良かったと思います。 桜と言うとサクランボを想起させますが、普段見かけるソメイヨシノは実を付けても食用には向きません。小さな実で酸っぱく苦みもあります。もしかしたら試しに口に入れた方もいるかもしれませんね。私も口に入れてみたことがありますが、ペッとすぐに吐き出しました(笑)。 サクランボのなる木と桜は「バラ科サクラ属」で広義的には同じサクラ属ですが種が異なり、サクランボの木は主に「西洋実桜」という食用種です。有名な「佐藤錦」もその改良品種になります。 実はこのことを知ったのはつい最近のことです。4年ほど前に庭に「暖地桜桃」(※その後「紅きらり」と判明)というサクランボのなる木の苗木を植えたのですが、ソメイヨシノと違い、葉が出た後に開花するので、品種の違いだろうと思いながらも特に気にしていませんでした。この度、桜の開花時期のニュースを見ていて、ふと気になって調べてみるとそういうことだったのです。 ソメイヨシノは江戸時代の後期に作られたと考えられていて、DNA分析からエドヒガンとオオシマザクラの交配種と分かったそうです。西洋実桜はヨーロッパを中心に北アフリカや西アジアに分布していて、数千年前から人類に食されていたそうです。日本では明治初期に入ってきて、当時は「桜桃」と言われていたそうです。 調べてみると本当に面白いですね。世の中知らないことだらけです。 ついでにお話しするのですが、サクランボのなる木の多くは1本や1種だけでは受粉せず実がならないということも知りました。我が家に植えた「暖地桜桃」は自家受粉する種なので安心しましたが、それも知らずに苗木を買っていました。この種は庭木としても売られているようですね。 我が家の木は花は咲くものの、まだ2~3個しか実を付けていません。それも鳥に食べられたのかいつのまにか無くなって、食するまでには至っていません。苗木を植えてから実を付けるようになるには4~5年かかるそうなので、今年ぐらいからは実が沢山なってくれれば嬉しいですね。 そうとは言え、サクランボの生産農家さんはとても手間暇かけて手入れして育てていますが、我が家はほったらかしなので期待しすぎは駄目ですね(笑)。 ※写真は新葉が出てきた暖地桜桃(※実際は「紅きらり」でした)の枝です。(あいにく曇りでフラッシュを炊いて撮りました) |
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中古ノートパソコン | ||
2024/3/29 | ||
これまでデスクトップPCを使ってきたのですが、外出先などで使える軽いノートPCがあっても良いなと思い始めました。スマホは便利ですが、老眼&遠視なので、長い時間調べものなどすると目が疲れてくるのです。また、カメラで撮った写真データをPCで見たり、このサイトの記事案を作ったりするのにも良いかなと思ったのです。 ショッピングサイトを見ていたところ中古PCがかなりリーズナブルな価格で出ているのに気付きました。初め中古は考えていなかったのですが、サブ機の位置づけなので、安価な中古も選択の余地ありと思いました。概ね製造年代が古いほど安いのですが、驚いたのはOSにWindows11を搭載していることでした。 CPUの要件を満たしていないPCでも、11のディスクイメージを使ってインストールすることが可能なことは知っていましたが、アップデートが出来ないなど書かれていたので、本当に大丈夫なのかと思ってしまいました。 現在使用中のWindows10搭載のPCもあることから、もしも正常に11が動くのであればとの思いで調べを進めていると、10年前のPCでも正常に動いているとの記事を見つけました。そこには、要はCPUではなく、HDをSSDにすることが重要だと書いていました。 それで安心した訳ではないですが、10搭載PCを今後も使えるかどうかの可能性を確かめることも含めて、中古ノートPCを購入してみることにしました。Webや写真データ閲覧、文書作成なので高スペックなものは必要なく、持ち運びに便利な軽量なものと言うことでPanasonicのLet's noteにしました。安物買いの銭失いにはなりたくないので、念のために対象PCの全ての購入者のレビューをチェックしましたが、好意的なものが多く、OSについて問題視している意見は見受けられませんでした。 PCは購入の翌日に送られてきました。擦り傷などの使用感はありましたが中古品と考えれば許せる程度でした。初期設定は済ませているとのことで、電源を入れるとWindows11が立ち上がり「User」ネームでログインできました。その後、Wifiを設定しインターネットに接続してみましたが特に問題はなさそうでした。さすがにUserを管理者のままにしておくのは出来ないので、私のアカウントを追加、管理者に変更し、Userアカウントは削除しました。セキュリティソフトを入れる等、一通り設定しましたが何も問題は生じませんでした。 それから鬼門とも思われるWindowsアップデートです。確認すると最新ではありましたが、複数の更新プログラムがありました。それらをインストールしたのですが、メモリが少ない(8ギガ)ためか思った以上に時間を要しました。 再起動後、ログインの画面が出たのですが、そこで入力出来ない不具合が発生してしまいました。PCのキーボードが反応しないのです。一瞬、頭に返品の文字がよぎったのですが、USB接続のマウスが動いていたので、試しにUSB接続のキーボードを繋いでみました。すると入力出来て、無事にログインしました。 そうとは言え、本体のキーボードが使えないのでは話にならないので、デバイスマネージャーで確認してみると黄色い三角マークがポチッと点いていました。デバイスを認識していないのが分かり、ドライバーの更新をしてもダメだったので、一旦アンインストールして再起動をさせると無事に元に戻りました。その後は特に問題は発生していません。 ちょっとヒヤヒヤしながらも無事にアップデートも出来ました。今後不具合が出ないかしばらく様子を見たいと思います。 Let's noteは持ってみると本当に軽く、持ち運びするのに良さそうです。このまま問題なければ目的に叶ったお買い物になったと言えますね。 |
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【PR】 ※中古品ではありません |
Spring has come ! | ||
2024/3/22 | ||
温かくなったり、寒くなったりを繰り返しながら、夕方の明るさが日に日に伸びて来るのが分かりますね。3/20は春分の日だったので、これから秋分の日まで、1日の半分以上が明るい時間になるわけですね。庭も次第に新緑の明るい緑色や春に咲く花々も見えてきました。 冬場から咲いているクリスマスローズは今も咲いていて、開花期間が長く殺風景な冬の庭を控えめながら明るくしてくれました。我が家には白色と紫色のものがあります。植えっ放しで、毎年咲いて私たちを楽しませてくれます。 クリスマスローズの近くのハナニラも咲きました。薄い青紫色の花弁がとても可憐です。ムスカリもこの週で一気に大きくなりました。 駐車場と庭を隔てる格子状のフェンスの傍にユキヤナギを植えているのですが、小さな黄緑色の葉が出てきたなと思っていたら、小さな白い花が一斉に咲きました。一つ一つはとても小さい花ですが、揃って咲く姿はとても可愛らしく、庭を明るくしてくれます。 地面に目を向けると口紅紫蘭の芽が出てきていました。開花はまだ先になりますが、うつむき加減に咲く花はとても可愛く綺麗ですよ。ランの仲間なのですが、全くと言って良いほど手入れをしていないので、本当に丈夫だと思います。 ついでの話ですが、去年の5月に「さくらもこもこ」と言う名のピンク色の小さな花が沢山咲く花苗を買って大き目の鉢に植えました。11月終わりごろまで花を付け楽しませてくれたのですが、1年草と記載してあったので、そのまま放置していました。ところが、枯れた部分はありますが、中心部分は枯れずに緑色の葉が残ったままでした。それで、もう1年咲かせられないかと、枯れた部分を切り取り、固くなった土を棒で衝いて通気性を良くした上で肥料を撒いてみました。今年も咲いてくれたら嬉しいですね。 それからミントを地植えから鉢植えに替えました。5年ぐらい前ですが、庭の猫の額のような小さな菜園にミントを植えたのですが、年々勢力範囲を広げるので、今年の1月に掘り起こして、その一部を2つの鉢に移植したのです。乱暴に根を切って鉢に入れたにも拘らず、元気に葉をつけて成長しており、その生命力の強さに驚くばかりです。 ハーブと言うと、ローズマリーもあります。小さな青い花はとても可愛いですね。肉やジャガイモをオーブンで焼く時には一枝切って使っています。ローズマリーを加えることで料理にとても良い香りが纏わります。 鶏や魚を料理する時にはタイムをしばしば使うことがあるのですが、去年の11月にホームセンターで安くなったタイムの苗木を買って植えてみました。冬場だったのであまり成長していませんが、これから温かくなり成長してくれると嬉しいですね。タイムも自家製で賄えるようになれたら最高ですね。 |
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スノードロップ | ||
2024/3/8 | ||
11月にホームセンターでスノードロップの球根6個入のものを買ってきて、裏庭の夏に日陰になる場所に植えました。2月中旬ころから、一つ一つと白い可愛い花が咲いて、3つめの花が咲きました。3つ目が咲いた時には、すでに咲いた2つは花枯れてしまっていました。揃って咲いている光景を想像して植えたのですが、思い通りにはなりませんでしたね。同じ場所に植えても、球根の状態に差があるのか、発芽時期が微妙にずれていたのです。植えた球根の数が少なかったので仕方ないのかもしれませんね。 白く小さな花はとても可愛く、外側に大きめの花弁が3枚あり、内側に小さな花弁が3枚筒状に重なり合っています。日光が当たると花弁が開くのですが、今日は朝から雪や雨が降っていて、昼には晴れたのですが、花弁は半閉じの状態でした。写真を撮ったのですが、雨で泥が跳ねて花弁にぽつぽつと付いていました。今日まで写真を撮っていなかったので、掲載写真の花は泥付きです。斑点模様にも見えますが、そうではないです。 スノードロップの花の時期は2月から3月で、見られるのは今の時期だけなのですね。花が終わった後もそのままにしていると種を付けるので、球根を育てるためには、枯れた花(花がら)を取り除くと良いそうです。来年のためにも忘れずにやりたいですね。そして、初夏には緑の葉が黄色くなって枯れるようです。完全に枯れきる前に肥料を与えておくと球根の育ちが良いそうですので、これも忘れずにやっておきたいですね。夏場は休眠期なのだそうです。 スノードロップを庭に初めて植えてみたのですが、寒い時季に咲く花としてじっくり育てていきたいと思います。頃合いが来れば分球して増やしていければ嬉しいですね。植物の育つ速さに合わせてポレポレ一緒に暮らすのも良いものだと、ほっこり気分になっています。 春はもう来ています。 |
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4種の干物 |
2024/3/1 |
干物作りはこれまでに何度も記事にしていますが、また干物ネタです(笑)。 今回はホッケ、サバ、タチウオ、ヤガラの4種類の魚を干物にしてみました。 ホッケですが、生のものが開いて売っていました。ホッケには真ホッケと縞ホッケがありますが、生で売られているのはたいがい真ホッケです。真ホッケは主に北海道で獲られていますが、縞ホッケは主に輸入物で、ロシアやアラスカ産が大半だそうです。 ホッケは傷みやすいので、以前は、産地以外では生で売っていなかったのですが、流通が発達して今では生でも店頭に並ぶようになっています。記憶は定かではないのですが、生ホッケを見るようになったのはここ10年ぐらいのような気がします。 さっそく、その生ホッケを塩水に浸けて干物にすることにしました。大きさが30cmぐらいで身が厚かったので、4時間ぐらい浸け、干す時間も2日間にしてみました。なかなか立派な干物になりました。 サバはマサバで、味醂干しにしてみました。味醂と醤油を混ぜて魚を浸します。3時間ぐらい浸けてから水気を拭き取り、身側に白ゴマをふって一晩干しました。 タチオウは下処理したものをぶつ切りにして売っていました。背びれを外してあったので食べやすくなっていました。私は余程大きいものでない限り、面倒なので背びれは取らずに調理するのですが、背びれの根元の骨は結構固いので、取ってくれていてラッキーでした。それほど太くなかったので、ぶつ切りのまま、いつもの一夜干しの要領で干してみました。 ヤガラはアカヤガラです。刺身でも塩焼きにしてもとても美味しい魚です。店頭ではあまり見かけない魚で、仕事帰りにスーパーに寄った際に売れ残って安くなったものを見つけ、これ幸いとすぐに手に入れました。3枚に下ろした際の身と骨のぶつ切りが入っていたのですが、骨の周りには結構肉が付いていました。包丁を入れる際に骨に沿いすぎると身に骨が残るので、そのようなさばき方になるのです。さばき方が下手と言う訳ではないのです。それから、普段捨ててしまう長い口(吻(ふん))も二つに切って入っていました。骨と吻からは良い出汁がでるのを、店員さんは良くご存じのようです。 しかし私はこれらも干してみることにしました。初め、ここは(吻)はさすがに食べるところは無いよなと思ったのですが、良く観察してみると長い舌が付いていました。随分前に読んだ開口健氏の小説に魚の舌は美味しいと書かれていて、それ以降、お頭付きの煮つけや塩焼きを食べる時には食べられそうな唇や舌があれば食べるようにしています。ハタやタイなどは甘味のあるゼラチン質で本当に美味しいと思います。ヤガラの舌を干すとどうなるのか分かりませんが、試しにやってみることにしました。 さて、4種類の干物の味の感想です。 ホッケは柔らかくもしっかりとした身がとても美味しかったです。食感が柔らかいのは、売っている干物よりも塩水が薄く、干す時間が短いためなのではないかと思います。自家製ならではの味ですね。 サバの味醂干しは、美味しくなくはないのですが、食べてみると思ったほど甘味を感じませんでした。市販の味醂干しは結構甘いですが、成分表を見ると甘味料が入っているので、きび砂糖を少し足してみると良いかもしれませんね。次回はそうしてみたいと思います。 タチオウは見た目と違い、焼くと脂がジュワっと出てきて、見るからに美味しそうでした。嫌味のない脂を纏った白身はふわっとしているのにしっとり感もあり、実に美味しかったです。背びれに沿った小骨がないのでとても食べやすかったですね。 ヤガラは絶品でした。焼くと香ばしく、引き締まった身は淡泊なのに奥深い旨味の詰まったとても上品な味わいでした。4種の中でも別格の美味しさです。そして舌はと言うと、ねっとりしたゼラチン質と弾力のある筋肉の食感があり、ほんのり甘く、上等な日本酒を傍らに置いて食したいと思うような一品でした。あいにく日本酒がなく、安いウィスキーの水割りを飲みながら食しましたが、本当に素晴らしかったです。 干物沼にはまっていきそうです(笑)。 |
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マルチツール | ||||
2024/2/23 | ||||
旅行やキャンプに行くときにマルチツールを持っていく方も多いかと思いますが、私もそうです。ただ目的地までの移動に際しては、ケースやポーチに入れ、それをバッグに入れるなどして、すぐに取り出せないようにしています。安全のためと、銃刀法や軽犯罪法に問われるリスクを下げるためですね。小さく携帯性が良いからと行って、そのままポケットに入れたり、キーホルダーを付けて鞄にぶら下げたりするのは違法と判断されかねません。 そうとは言え、マルチツールはあるととても助かるので忘れずに持って行きます。キャンプでは調理するので大き目のブレードの付いたものも持って行きますが、宿泊施設に泊まる旅行等では軽く小さいものが便利ですね。私は沢山ツールが付いているものよりも、ベーシックなものに近い方が好きですね。 そのマルチツールですが、単に便利さだけでなく、ブランド力を含めたツール自体に魅力を感じます。手に収まるコンパクトサイズなのに色々なツールが実用的に使え、機能美が感じられるのが良いですね。私はコレクターでは無いのですが、たまにネットで見ていて安くなっていたりすると、ついポチっと押してしまいます。使う分には今ある物で十分なのですが、欲しくなるのですね。なので買ったけれど全然使っていないものもあります。 私が普段から使っているものは、40年ほど前に買ったG・SAKAI(当時はガーバー・サカイ)のツールナイフとアルミハンドルのウェンガー(WENGER)のソルジャー、ちょっとした修理に便利なプライヤーがメインのレザーマン(LEATHERMAN)のREV、それからキャンプで調理に便利なブレードが100㎜あるウェンガーのレンジャーの4本です。その他防災用に2本バッグに入れてます。REVを買う前はWAVEを使っていたのですが、REVの方がツールが少なく軽いのでこれを使うようになりました。ツールが多くあっても使わないのであれば軽い方が使い勝手が良いですからね。 G・SAKAIのこのタイプはずっと以前に廃版になっていて、ウェンガーはヴィクトリノックスに吸収されてしまい、メーカーとしてもマルチツールのブランド名でも今はありません(時計など一部でブランド名は残っています)。REV以外はどれも古いものですが、「一生モノ」と言っても良いと思います。よほどハードな使い方をしないと壊れないのではないかと思います。 壊れないので、その他のものは全然使っていないです。所有欲を満たすための自己満足に他ならないですね。ヴィクトリノックスのプライヤーがメインのスイスツールはスイスに旅行に行った時に自分用にと買ったのですが、一度も使うことなく20年以上経っています。(笑) 実際には4本あれば十分と言うことになりますが、他のものを手放そうとは思わないです。もしも子供が欲しいと言ったなら、その時はあげても良いかなと思っています。 無駄使いと言えばそうなのかもしれませんが、生活に影響しない程度なら良いのではないかと私は思っています。また形はどうであれ、誰かしら無駄使いはあるもので、それは心の健康に良いもののように思います。考え方によりますが、旅行やテーマパークで遊ぶのも似たようなものです。人が健康に生きていくのには無駄が必要だと思っています。(言い訳をしているような…) |
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ペンタブレット | ||
2024/2/16 | ||
「GIMP」と言うフリーソフトを使ってPCで絵を描くと言う記事を以前書きました。GIMP導入当初は古いWacomのペンタブレット(Bamboo
MTE-450)を使ってみたのですが、描画エリアが小さい(147.6×92.3mm)ので、新たに描画エリアが広いペンタブを購入しました。因みにMTE-450は10年以上前の古いペンタブですが、ドライバーを更新すればWindows10や11にも問題なく接続できました。子供たちがペンタブを使ってみたいと言うので、それはもう一台のPC(Windows10)に繋げました。とは言え、子供たちは数回遊んだ程度で今は全く使っていませんね。指先で感覚的に使えるスマホのアプリの方が使い易いようです。 購入したペンタブはXP-PEN Deco01 V2と言う名のリーズナブルな価格のものです。イラストコンテスト記念盤だったので、商品のパッケージに美少女系イラストがあり、おじさんが買うのには少々恥ずかしい気がしたのですが、記念盤は「お絵描きソフト付き」だったので、もしも使い易ければそちらのソフトを使うのもありと思いこれに決めました。イラストのない通常版もありましたが、そちらはソフトは付いていませんでした。 ペンタブ本体の大きさはA4より少し大き目で描画エリアは10×6.25インチ(254×158mm)あり前のものと比べるとかなり大きく感じました。細かな作業をするのに使い易いですね。サイズ的に紙に描くような感じになるので描きやすいです。 このペンタブを使うには、XPPen公式サイトからドライバをダウンロードしPCにインストールします。その後、ディスプレイとのマッピングやペン、本体のファンクションキーのセッティングをするのですが、どれも簡単に出来ました。ペンタブは入力デバイスなのでマウスでも代用出来ますが、やはり描画の細かな作業はペンタブがあると便利です。その名の通り、ペンを使っているような感じで描画出来ます。とは言え、ディスプレイ画面を見ながらの作業なので、直接紙に描く感覚とは異なりますね。それも直ぐに慣れると思います。ブラインドタッチでキーボード入力するよりも全然簡単です(私はブラインドタッチ出来ません(涙))。因みに、液晶ペンタブ(液タブ)と言う作業面が液晶になっていて、紙に描くように手元を見ながら描けるものもあります。そちらの方がさらに描きやすいと思います。液タブも最近ではだいぶ価格がこなれてきたようですね。 ペンタブはMicrosoftのペイントなどでも使えます。ペイントは機能が絞られていますが、レイヤー機能が追加されたことで、これまでよりもかなり便利になったと思います。追加したレイヤーにペンタブで手書きメッセージを描いて写真と合成するなんてことも出来ますね。特に拘りがなければこのソフトでも結構楽しめます。 ペンタブ購入特典のソフトですが、2種類ありどちらか好きな方を貰えたのですが、ネットで対象のソフトを調べたところ、GIMPの方が私の用途に合っていそうなのでインストールは止めました。 GIMPでペンタブを使用するには、GIMP側で入力デバイスとして設定することが必要でした。設定の仕方はネットで探すとすぐに見つかりました。設定が済めばペンタブで描画出来ます。ただGIMPの機能や使い方を知らないと思うように描くことが難しく、試行錯誤しながら描いています。それほど多くの機能を使っていないのですが、ようやく最近慣れてきたところです。 現在GIMPで作業中のスクリーンショットをお見せします。背景と木、前景の3つのレイヤーが表示されています。(動物のレイヤーもありますが表示していない状態です) 作業途中ですが、マサイマラ(ケニアの自然保護区の一つ)の雰囲気を感じて貰えたら嬉しいですね。 |
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イワシの一夜干し | ||
2024/2/9 | ||
今年最初の干物作りです。冬は天気の良い乾燥している日が多いので干物作りに最適な季節です。今回はイワシを一夜干しにしてみました。 スーパーで刺身でも食べられる新鮮なイワシが手頃な価格で売っていました。白い発泡スチロールの箱の中に、どれも大きめでプリプリしたイワシが沢山入っていました。私はイワシの刺身は元より塩焼きも大好きなのですが、子供たちが食べるかなと一旦躊躇したものの、思わずその銀色に輝くまるまるとした美味しそうな姿に片唾を飲んでしまい、10匹をビニール袋に取っていました。どのように食べるかは決めていなかったので、取り敢えず頭と内臓を店で取ってもらいました。 その日は料理する時間がなく、私以外は皆夕食が済んでいたので、2匹を塩焼きにし夕食のおかずに追加しました。脂ののったほくほくした身は勿論美味しかったです。 この美味しさを子供たちにも知ってもらいたいと思い、残りの8匹は一夜干にしようと決めました。上の子は成長して魚も美味しいと食べるようになったのですが、下の子は魚と聞いただけで嫌だと言うのです。魚を嫌がるのは、一番に骨の存在です。イワシの小骨は比較的柔らかいのですが、それでも刺身に混ざっていたりすると食べようとしません。開いて干したものであれば、焼くと小骨に熱が直接伝わるのでカリカリになり気にならずに食べられます。 翌日、イワシを腹開きにして干物を作りました。作り方はこれまでと同じで、3%程度の塩水に90分ほど浸けたものを干し網に乗せてバルコニーで干しました。この日は曇りがちでしたが湿度は低かったので特に気にすることもありませんでした。イワシは脂分が多く、日光が当たり表面温度が高くなりすぎると酸化してしまうので、天気の良い日は陰干しした方が良いですが、冬は気温と湿度が低いのでそれほど気にする必要は無いと思います。脂分の酸化は嫌な臭いの元になりますが、干す段階よりも、冷蔵庫に長く置いていたために酸化してしまう方が多いかと思います。冷蔵庫内は低温で湿気も少ないですが、庫内の酸素に長時間触れることでじわじわと脂分が酸化するのです。干物を長く冷蔵庫に入れていると黄色く変色してきますが、この変色が酸化した証になります。このような干物を焼いてみると臭い嫌な匂いがします。なので、干物は日持ちしますが酸化(変色)する前に食べたいですね。因みにラップに包み冷凍庫に保存すると長期間保存できますが、家庭の冷蔵庫の冷凍室では頻繁に出し入れがあることから冷凍焼けするので、基本は干物であっても早め早めに食べた方が良いですね。 さて、一夜干しですが曇っていたこともあって、ほぼ1日(前日11時~翌日10時)干しました。さっそく昼食用に焼いていると、上の子がそれを見て食べたいと言うので4匹焼いて2匹ずつ食べました。その結果、「美味しい」と言う評価を貰い嬉しかったです。 丁度節分と言うのもあり、夕食に残りの4匹を焼いて出したのですが、下の子は手も付けなかったです。でも、上の子は2匹をぺろりと食べました。本当はもっと食べたかったようですが、2匹は親に取って置いてくれたようです。後日「また食べたい。」と言うので、スーパーでまた美味しそうなイワシがあったら作ってあげると約束しました。昨日買ってきて早速干しました。干している時に丁度上の子がやってきて嬉しそうにしていたので、何だかこちらも嬉しくなりました。今日の夕食に食べたいと思います。 魚は新鮮なもので刺身が一番と言うイメージがありますが、それ以外でもそれぞれ美味しさがありますね。マグロの刺身などは、実は新鮮なものより時間を置いて熟成させた方が美味しいですからね。それは鯛等の他の魚にも言えることです。新鮮な身のコリコリ感も確かに良いですが、熟成させたしっとりとした身の旨味たっぷりの刺身はとても美味しいですよね。とは言え、イワシは傷むのが速いので刺身は新鮮なものに限りますね。 干物は時間を掛けて干すことでアミノ酸等の旨味成分が増すそうです。イワシも確実に塩焼きよりも一夜干しの方が旨味が勝っていました。とは言え、塩焼きのふわふわした身の旨さは干物では出せません。食って本当に奥深いと思います。 |
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ファイヤースターター | ||
2023/2/2 | ||
上の子が小学生の頃に時々友達とキャンプに行っていたのですが、子供たちに火起こし体験をさせたくて、ファイヤースターターを買いました。結論から言うと、子供たちはあまり興味を示さず、お父さんたちの方が盛り上がっていました。意図したものと異なることは往々にしてありますね。 ファイヤースターターはマグネシウムで出来た棒とそれを削る棒の2つをまとめた総称です。削る棒はナイフなどでも代用できます。 使い方ですが、初めにマグネシウム棒をもう一方の棒で削って粉を作ります。マグネシウムは粉状にすると摩擦熱でも簡単に着火できるので、この粉が着火剤になります。ティッシュなどの火が点きやすいものを敷いて、その上で粉を作ります。次に、マグネシウム棒を削り棒で勢いよく擦ります。そうすることで火花が発生します。削り棒で削られたマグネシウムの粉が摩擦熱で発火するのです。この火花で直接ティッシュに引火させるのは無理なので、先に作った粉に火花を振りかけ引火させることによって、さらにティッシュに引火すると言う訳ですね。その後、新聞紙や小枝等を使って火を大きくしていきます。 火花を発生させるには少しコツがありますが、コツさえ掴めれば簡単です。方法ですが、利き手で削り棒を持ち、もう一方の手でマグネシウム棒を持って固定します。削り棒をマグネシウム棒の手元に近い部分に当てて、手首をスナップさせて棒を擦るように削ると火花が簡単に出ます。火花を出す練習をしておくと良いですね。 レクレーション用に買ったファイヤースターターですが、いざと言うときにあると良いかもしれませんね。 これを購入した時は、折り畳みナイフ、火吹き棒、ホイッスルとそれらを入れるポーチがセットになったものだったのですが、今は折り畳みナイフをツールナイフに替えて、それにバンドエイドとガストーチを加えてすぐに取り出せる場所に置いています。 |
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バーナーとランタン | ||||||
2024/1/26 | ||||||
キャンプ道具を確認していたら、シングルバーナーに気付きました。私が独身時にキャンプで使っていたもので「イワタニ
カセットガス
ジュニアコンパクトバーナー」と言う名です。 このバーナーは小さくたためるのと、コンビニなどでも売っているカセットガス(CB缶)が使えます。当時はほぼソロキャンプで、着替えや寝袋、道具一式を入れたザックとテントをバイクに積んで行ってました。ツーリングしながらのキャンプなので、CB缶が使えるのが便利でとても重宝しました。 購入してから20年ほど経っていますが、今でも問題なく使えます。先ほど調べてみたら、2023年(前年)に「コンパクトキャンプストーブ」と言う名でリニューアルしたようですね。とは言え、基本デザインや性能は変わりないようです。また旧タイプも引き続き販売しているようですね。 20年以上殆ど変わっておらず売れ続けている(支持されている)のだから、その性能や安全性等、品質がとても良いのだと思います。火を扱う器具なので、品質の良さはとても重要で安心感に繋がりますね。ちょっと前にキャンプがブームになっていたので、その頃にこのバーナーを知った(購入した)方もいるのではないでしょうか。 それからこのバーナーと基本デザインが同じ「ジュニアランタン」と言うガスランタンもあります。コンパクトでソロキャンプでは十分すぎる光量です。CB缶1本で120分ほど持ちます。 しかし、光量があり長時間点灯できる電池式ランタンが安価に出回ってからはそちらを使い、ガスランタンは使わなくなってしまいました。充電池が広まったことで手軽さやコストパフォーマンスは電池式ランタンに分がありますね。 そうとは言え、小さく嵩張らないので、災害等、万が一の場合の備えとしても良いように思います。このランタンは廃版となっていますが、今は一回り小さな「マイクロキャンプランタン」と言うものがあるようです。 話を戻しますが、このガスランタンを使うにはマントルという袋状の繊維を使います。使うに際し、マントルでバーナー先端(ガス噴出口)を包むよう覆い、マッチやライター等でマントルを燃やします。その後で、ガスに火を付ければランタンが煌々と輝きます。 Wikipediaによれは、マントルには金属塩が染み込ませてあり、燃えることで金属塩がメッシュの袋状の固形酸化物になってガス噴出口を包み、その後、ガスに点火すると炎の熱が金属酸化物によって光になる仕組みだそうです。 炎の揺らめきは電気とは違った趣があってアウトドアの雰囲気を盛り上げますね。焚き火もそうですが、炎は人を魅了する何かを持っています。昔も今も炎の魔物が出てくるお話は尽きないですものね。 現物を見るとまた使いたくなってきますね。庭で使ってみても良いかもしれませんが、きっかけ(家族への言い訳)がなかなか見つからないです(笑)。一人の時にこっそり使ってみようと思います。 |
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災害の備え | ||
2024/1/19 | ||
能登半島地震からもうすぐ3週間になりますが、全面復旧にはまだまだ時間が掛かりそうです。一刻でも早く復旧することを願うばかりです。 災害に備えて、水や食料などを備蓄している方も多いと思いますが、我が家でも東日本大震災後からそうしています。また、災害時に役立つのではないかとキャンプ道具も置いています。 昨日TVで地震関連の報道を見ていたところ、漁師さんへのインタビュー時に自宅の中にテントを張っていたのが映りこんでいました。電気やガスなどが未だ復旧しておらず家の中であっても寒いので、テントを張ってその中で寝ることは理にかなっていると思いました。テントは屋外で使用すると言う固定観念が吹き飛びました。そして以前の報道ですが、金沢の「いしかわ総合スポーツセンター」に開設された避難所では200以上のテントが体育館に張られていたのを思い出しました。その報道を見ていた時はプライベート空間の確保のためと思っていたのですが、それだけでなく、寒さ対策も兼ねていたのですね。暖房が効いているとはいえ、天井の高い体育館では床に近い部分は温度が低くなると思われ、就寝時の寒さ対策にもなっていたのですね。 以前から自治体から公表されている「災害対策マニュアル」なども読んでいますが、場面に照らしてもっと深く考えることが必要だと気付かされました。柔軟な発想で、在るものをどのように使うか(使えるか)を考えることですね。 さて、自宅のキャンプ道具を確認してみました。 ①テント テントは上記の例からも、家の中でも広げられ、簡単に設営できるものが良さそうです。我が家には4~6人用のワンタッチテントと吊り下げ式テントがあるので合っていそうです。収納時にスペースを取らないのも備えておくのに便利ですね。家の中であれば、タープやシーツなどを吊るして空間を作るのでも良さそうです。大きなファミリーテントは設営できるスペースがあれば良いですが、日本の住宅事情を考えると、難しいかもしれません。それでも、一部だけ使う(例えばインナーテント)ことも考えられますね。 ②シュラフ(寝袋)・マット 特に気温が低い時期にはシュラフやマットがあると助かりますね。暖房器具が使えない場合など、寝袋に入ってその上から布団を掛けることも考えられます。また避難所で過ごす場合も役立ちますね。シュラフは家族の人数分あります。マットは断熱性の高いものがありますが、もし無くてもレジャーシートを敷くだけでも違いますね。 ③ランタン ランタンは東日本大震災時にも使いました。夜間の停電時には本当に助かりました。懐中電灯と併せて複数あると安心です。充電出来ない場合があるかもしれないので、リチウムバッテリーのものだけでなく、乾電池を使用するものもあると良いですね。リチウムバッテリー式のものでは、スマホ充電出来るものもあるので便利です。ただし、災害は何時発生するか分からないので、定期的に充電しておくことが必要と思います。 ④ポリタンク 今回の地震でもそうですが、飲料水の確保は重要です。容量の大きなウォータージャグなどでも良いですね。東日本大震災時では断水したので、あって助かりました。 ポリタンクは嵩張りますが、折り畳み式のタンクなどもあるようですね。 ④クーラーボックス クーラーボックスは停電時の冷蔵庫の食料保存に活用できますね。これも東日本大震災時に使いました。 ⑤コンロ・バーナー ガスが止まっている場合もあるので備えておきたいですね。我が家にはカセット式コンロが1台あって、東日本大震災時にはとても助かりました。温かい食事は家族皆を和やかにさせてくれました。 その他、焚き火台やキャリー(台車)、チェア、テーブル、多目的ナイフ(マルチツール)やカトラリーセット(皿・コップ・スプーン・フォーク)などありました。炭は無かったので、備蓄しておくのも良いかもしれないと思いました。要検討ですね。 子供が大きくなりキャンプに行くことがなくなっていたのですが、非常時の備えとして定期的に確認(場所も含め)するのも必要なのだと感じました。 また、非常食や飲料水、トイレットペーパや簡易トイレ等の備蓄もしていますが、用意してからずっとそのままなので、これらも確認や見直しが必要かなと思っています。 道具を確認している中で、普段使いでも便利なものがあったのでご紹介します。 ガストーチ(本製品は小さいので、商品名はマイクロトーチ)と言うものです。 キャンプなどで火を点けるのにチャッカマンなどを使っている方も多いと思いますが、これは火力が強く、屋外で風が強い時なども着火できます。また、簡単にカセットガスからも充填できるので繰り返し使えます。私は首から下げられるように、これにストラップを付けています。 |
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音楽と楽器 |
2024/1/12 |
2024年の初めの記事ですが、音楽と楽器について個人的な思いなどを綴りたいと思います。 元旦に大きな地震が発生し、今も救援活動が続いています。復旧作業も少しずつ進んでいますが、まだまだ時間が掛かりそうな状況です。 東日本大震災時に、福島のラジオ局が情報発信等の放送を続け、被災した方々がとても助かったと何かの記事で見た記憶があります。その中で、流される音楽に力を貰った、心が癒されたと語っていました。今すぐには難しいかもしれませんが、きっと今回も音楽が心に届き、復興の力になることを願っています。 音楽には力があると誰もが知っています。高揚感や幸福感、大勢の中では一体感を感じさせてくれます。また心の治癒の効果もあり、辛い時や苦しい時に聞く曲がある等、意識的に音楽を利用する方も結構いると思います。そう考えてみると、音楽が与える影響は小さくないですね。 個人レベルでは人それぞれ好きな音楽(ジャンル等)があるので、こういう時にはこの曲が良いなどの画一的なものは無いと思いますが、人々や社会を纏めるようなシンボル的な曲があったりします。「Let it be」や「Blowin' in the Wind」などがそうですね。東日本大震災では猪苗代湖ズと言うグループの「福島が好き」と言う曲もありました。シンプルで誰もが歌える曲と共感できる歌詞があり、この二つが相まって、穏やかに力が湧いてくる、そんな感じのするところが共通しているように思います。音楽は人を繋げる力もあるのですね。 生きる上で、音楽はとても大切なのだと思います。 さて、少しばかり前になりますが、我が家の押入れの奥にしまい込んでいたギターを取り出しました。子供が成長するに従って親と遊ぶことが少なくなり、余暇を過ごす余裕が出たのもあって、思い出して取り出したのです。カバーを開けて状態を確かめてみましたが、特に問題はなさそうでした。アコースティックギターが2本あり、1本はWashburnの標準サイズのもので、もう1本はYAMAHAのミニギターです。 さっそく弾いてみたのですが、たちまち指先が痛くなってしまいました。子供が生まれてから殆ど弾いていなかったので、弦を押さえる指先が柔らかくなってしまっていたのです。コードの押さえ方は概ね覚えていたのですが、3曲弾いてみて堪らず止めました。暇な時に少しずつでも弾いて、指先を作っていこうと思っています。押入れに戻すと忘れそうなので今は目に見える場所に置いているのですが、練習は後回しになっていて、このままだと観賞用になりそうです。(笑) それからハーモニカもあります。ハーモニカは小学生の頃に使った方も多く、親しみやすい楽器だと思います。その音色はノスタルジックで温かみが感じられて好きです。ハーモニカを再認識したのは随分前になりますが、トゥーツ・シールマンスと言うジャズ奏者の演奏に出会った時でした。小さな楽器が考えられないくらいに表情豊かな音を奏でるのです。ハーモニカの可能性を引き出す演奏に心が揺れました。因みにハーモニカはハープとも呼ばれていますので、ここからはハープと呼びますね。 シールマンス氏の使っているハープはクロマチックハープと言うもので、本体右側に出ているレバーを指でスライドさせると半音階が出せます。小学生の頃に使っていた2段式のハーモニカとは随分違って見えます。個人的な感想ですが、使用感は断然クロマチックハープの方が良いです。半音をスライドで出せるので素早く対応できます。シールマンス氏の驚異的なテクニックもそれがあってこそと思えます。 ハープはHOHNER社と言う有名メーカー製のものがありますが、私が持っているのはSWAN社製の安価なものです。気まぐれで遊ぶぐらいなのでこれで十分ですね。音が小さめなので自宅で吹くのにも良いと思っています。 ギターもハープもずっと使っていませんでした。どれも高価なものではないですが、傍にあるだけで何となく気持ちが安らぎます。何故だか分かりませんが、気に入った道具を持っているだけで嬉しい気持ちになるのと同じかもしれません。そして、それを介して音楽(思い出)と繋がっていると感じているのかもしれませんね。 |
Through every dark night, there's a bright day. |
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