Café WALKABOUTは趣味の部屋です。

自由なくつろいだ空間にしたいですね。

特にジャンルを決めることなく、日常のできごとなどを綴っていこうと思います。

ポレポレやっていきますので、どうぞよろしくお願いいたします。

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 ハウステンボス
2025/1/17
長崎県佐世保市にあるハウステンボスに初めて行きました。

中世のヨーロッパの街並みをイメージしたテーマパークの他に、パークの外にホテルや温泉施設もありました。かなり広く、敷地内を定期運行しているバスでホテルや温泉施設に行けます。勿論徒歩でも行けますがそれなりに時間が掛かります。私は温泉に行ってみたかったのですが、バスで行くのが面倒臭くなって結局行きませんでした。

パークは湾沿いに広がり、園内に運河が通っていました。風車もあって、なんとなくオランダのような雰囲気が感じられます。貰った園内マップを見てみると、湾奥のエリアはずばり「アムステルダムシティ」となっていました。そこには「マヘレの跳ね橋」のような橋もありました。各エリアには様々なアトラクションが用意されていて、閉園まで多くの人たちで賑わっていましたね。

  

私は並ぶのが好きではないので、日中は家族と別れて別行動することにしました。気ままに園内をぶらりお散歩です。子供と妻は目当てのアトラクションに行きました。アトラクションに並ぶ列は、どれを見ても40分~1時間ほど待つようでしたが、子供たちは5つか6つ体験して楽しかったようです。
私は各エリアを気ままにぶらぶら歩いていました。運河にはボートが定期運行していたのでそれに乗ってみたり、ベンチに座って花畑の中の風車を眺めたりしました。昼食には佐世保バーガーも食べましたよ。アトラクションなしでもそれなりに楽しめました。(初回だからこそと言うのもありますが…)

ふと気付いたのは、レストランやお土産屋さんはあるのですが、園内にコンビニの類はありませんでした。街並み風ではありますが、テーマパークなので、人々の生活空間ではないのです。調べてみると、園の入口と出口付近の2ヶ所にコンビニがあるのが分かり、行ってみることにしました。ホテルの部屋でちょっとアルコールを嗜みたかったので、自分用に買っておきたかったのです。レストランでアルコールは飲めますが、やはり部屋でくつろいで飲みたいですからね(笑)。勿論、子供たちのお菓子も買いましたよ。
出口で手の甲にスタンプを押して出ると、入口から再入場できました。

夜のパークはライトアップされて本当に綺麗でした。クリスマスをテーマにしたプロジェクションマッピングも催されていました。家族で観覧車に乗ると(さすがに並びました)、街並みやガーデン一杯にイルミネーションの輝く光景が見られました。家族皆で観覧車に乗るのは本当に久しぶりで、それがとても嬉しかったですね。

閉園前には「ウィンターナイト花火」がありました。約10分ほどの花火のイベントなのですが、音楽に合わせて花火が打ち上げられ、とても感動しました。おそらく打ち上げの発火装置にプログラムが組まれて、最適なタイミングで花火に引火しているのだと思います。花火と音楽がシンクロした様がとても見事で、終わると自然に拍手していました。

家族と行ったハウステンボス、楽しめました。

 
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 吉野ヶ里歴史公園
2025/1/10
佐賀県にある吉野ヶ里歴史公園に行ってきました。
実は、行くまではなんとなく遺跡があることを知っていたぐらいで大した知識はなく、特に期待感を持たずに行ったのですが、美しく整備された公園内に復元された古代の建物や発掘物の展示があり、とても興味深く素敵な公園でした。当公園は100ha以上の広さがあり、遺跡等を見学するだけでなく、散策するのにも良いですね。開けた草原を歩くのはとても気持ち良かったです。

訪れたのがお正月ということで、当公園で収穫された古代米で作った「おかず味噌」を一瓶貰えました。あたたかいご飯に乗せて食べても、練り物や焼き物に付けて食べても良さそうです。まだ蓋を開けていないのですが、ちょっとした記念日などで食べてみたいと思っています。楽しみですね。

私が味噌を貰って園内を散策している間、子供と妻は「勾玉づくり」の体験プログラムに参加していました。柔らかい高蝋石を砥石で磨いて作るのですが、綺麗に仕上げようと思うとそれなりに時間が掛かります。上の子は2時間磨いて1個作成しました。その間、下の子は2個作っていましたね。妻は1個作って、その後ずっと首に下げていました。

  

勾玉を作った後は、遺跡巡りをしました。竪穴式住居は他の場所で以前見たことがあったのですが、「南内郭」では、複数の住居や櫓(やぐら)が郭内に建てられいて、タイムスリップしたような感覚に捕らわれます。さらに驚いたのは「北内郭」の巨大な祭殿を中心とした建造物です。外からは、板壁が周囲を囲み内部が見られないようになっていて、入り口には真っ直ぐに入れないように鍵形に板壁が立てられていました。簡単に入れないような造りになっており、アニメや歴史映画で見たような感じがしました。内部に入ると、巨大な祭殿がでんと構えていて、威圧感さえ感じます。弥生時代にこのような建造物があったのかと圧倒されました。

  

「北墳丘墓」では発掘現場そのままの姿が展示されていました。墓の規模は大きく、また発掘現場の臨場感が感じられ、この展示は見応えがありました。この丘は人工的に作られた墓で14基の甕棺が見つかっているそうです。素焼きの甕(かめ)に亡骸を入れ蓋をして埋葬しており、中には青銅の剣などの副葬品が見つかっているものもありました。館内では埋葬の方法や発見された埋葬品の展示などもありました。

  

吉野ケ里遺跡を見て、自分の考えていた弥生時代の認識が大きく覆されました。私の弥生時代のイメージは学生の頃に教科書に載っていた「人々が農耕する画」の小さな村のイメージのままだったのです。弥生時代には既に高度な社会が形成されていたのだと深く認識を改めました。

「邪馬台国」の場所は九州説と近畿説がありますが、この遺跡を見せられると九州説もまんざら間違っていないように感じます。そして邪馬台国でないとしても、高度の文明が吉野ヶ里に繁栄していたことは間違いありませんね。


【参考】
吉野ヶ里歴史公園(公式HP)
 吉野ケ里の歴史や、各遺跡の説明、園内マップなど詳細な情報が掲載されています。
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